結婚の出会いの割合は？

結婚に至る出会いの割合

日本では、結婚に至る出会いの場として最も一般的なのは友人・兄弟姉妹からの紹介です。その割合は30%を超えており、他の出会いの場を大きく引き離しています。

次に多いのは職場や仕事関係からの出会い（28.1%）です。職場や仕事関係で知り合った人との結婚は、お互いの仕事のスタイルや価値観を理解しているため、安定した関係を築きやすいと考えられています。

学校や教育機関での出会いは、11.7%を占めています。学生時代に出会った人と結婚するケースは、長年一緒に過ごしたことでお互いのことをよく知っており、友情が恋愛に発展することも珍しくありません。

お見合いによる出会いは、6.5%にとどまっています。お見合いは結婚を目的とした出会いの場ですが、近年は減少傾向にあります。これは、インターネットやSNSの普及により、自分で結婚相手を探せる機会が増えたことが要因と考えられます。

その他、趣味や習い事、イベントなどでの出会いや合コン、婚活パーティーなどでの出会いも一定の割合を占めています。しかし、友人・知人からの紹介や職場での出会いには遠く及びません。

日本の結婚に至る出会いの場の特徴としては、友人・知人からの紹介が圧倒的に多いことが挙げられます。これは、日本社会が信頼や人とのつながりを重視する文化であるためと考えられています。友人や兄弟姉妹が紹介する相手は、ある程度信頼できると判断されるため、結婚相手として受け入れられやすいのです。