結婚式で親族を紹介するときの言い方は？

結婚式、親族紹介は「縁結び」の第一歩！スマートな紹介で好印象を与えよう

結婚式、おめでとうございます！感動と祝福に満ちた一日、新郎新婦のお二人はもちろん、ご親族にとっても大切な晴れ舞台です。その中でも、意外と緊張するのが親族紹介。短い時間で、新郎新婦との関係性を明確に伝え、ゲストに好印象を与えるには、ちょっとしたコツが必要です。

ただ名前と続柄を述べるだけでは、せっかくの機会がもったいない！結婚式という特別な場だからこそ、心を込めた紹介で、親族間の絆を深め、新しい縁を結ぶチャンスにしましょう。

基本は「新郎新婦から見て」

まず大前提として、親族紹介は常に「新郎新婦から見て」どのように関係があるのかを基準に考えましょう。

• 新郎の父親が母親を紹介する場合: 「新郎の母、○○です」
• 新婦の叔母を紹介する場合: 「新婦の叔母にあたる、○○です」
• 新郎の祖父を紹介する場合: 「新郎の祖父、○○です」

たとえ「私の妻です」「私の妹です」といった言い方が普段使い慣れていても、ここはグッと堪えて、新郎新婦を主軸とした表現を心がけましょう。

紹介時のプラスワン：さりげないエピソードを添えて

ただ続柄を言うだけでなく、ゲストが親しみやすくなるような、短いエピソードを添えるのも効果的です。ただし、長すぎるスピーチは禁物。あくまで「さりげなく」がポイントです。

• 例: 「新郎の母、○○です。小さい頃から料理が得意で、特に新郎の大好物だったハンバーグは、今でも忘れられない味だそうです。」
• 例: 「新婦の叔母にあたる、○○です。新婦が幼い頃から、ファッションセンスを磨くきっかけを与えてくれた、憧れの存在です。」
• 例: 「新郎の祖父、○○です。いつも温かく見守ってくれ、新郎がくじけそうになった時は、力強い励ましの言葉をかけてくれました。」

このように、新郎新婦の人となりが伝わるようなエピソードを加えることで、ゲストはより親近感を抱き、和やかな雰囲気を作り出すことができます。

服装・姿勢も大切

言葉遣いだけでなく、服装や姿勢も重要です。清潔感のある服装を心がけ、背筋を伸ばして堂々と紹介しましょう。自信を持って話すことで、言葉に説得力が増し、より印象的な紹介になります。

笑顔を忘れずに

何よりも大切なのは、笑顔です。緊張するかもしれませんが、笑顔で紹介することで、場の雰囲気が明るくなり、祝福ムードをさらに高めることができます。

最後に

結婚式は、新郎新婦だけでなく、ご親族にとっても大切な一日です。親族紹介は、その大切な一日を、より温かく、感動的なものにするための、最初の一歩。心を込めて、スマートな紹介で、最高の門出を祝いましょう。