上座と下座の覚え方は?

19 ビュー
上座は出入口から最も遠い席、下座は出入口に最も近い席と覚えます。部屋の中央や眺めの良い場所が上座となることが多いです。立場が上の人やお客様を上座へ、立場が下の人や案内人が下座へ座るのが一般的です。迷ったら、相手に「こちらへどうぞ」と勧めるのが無難です。
コメント 0 好き

上座と下座の覚え方

上座と下座は、社会的慣習や格式に従って、席次を決めるための概念です。上座は最も格式が高いとされる席で、下座はそれに次ぐ席とされています。

上座の覚え方

上座は、出入り口から最も遠い席と覚えましょう。これは、伝統的に出入り口は下人で使用され、上座は主人が座る場所とされたからです。また、部屋の中央や眺めの良い場所も上座とされることが多いです。

下座の覚え方

下座は、出入り口に最も近い席と覚えましょう。これは、目上の人にいち早く出入りしてもらうためです。また、出入り口付近は、見晴らしが悪く、足元も悪いことから、格式が低いとされています。

一般的な席次

一般的な席次は、立場が上の人やお客様が上座に、立場が下の人や案内人が下座に座ります。例えば、接待先では、来賓が上座に、接待側が下座に座るのが一般的です。

迷ったときの対処法

迷った場合は、相手に「こちらへどうぞ」と勧めるのが無難です。相手が上座に座るのを勧めることで、失礼のない対応ができます。また、あらかじめ主催者や上司などに席次を確認しておくと、より確実です。

具体的なシーンでの上座と下座

会議室

出入り口から遠い端の席が上座、出入り口に近い席が下座となります。議長や来賓は上座に座り、書記やスタッフは下座に座ります。

料亭

座敷の奥が上座、入り口に近い席が下座となります。お客様は上座に、亭主や仲居は下座に座ります。

レストラン

窓際の席やソファー席が上座、出入り口に近い席が下座となります。予約客やグループ客は上座に、飛び込み客や個人客は下座に座ります。

タクシー

助手席が上座、後部座席が下座となります。目上の人やお客様は助手席に座り、立場が下の人や案内人は後部座席に座ります。

注意事項

  • 目上の人を上座に案内するのは基本ですが、体調が悪い、年配であるなどの場合は、目下の人が上座を譲り、下座に座ることもあります。
  • 冠婚葬祭などでは、地域や宗派によって上座と下座の決まりが異なる場合があります。