手段を表すbyとwithの違いは?

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by は交通手段やコミュニケーション手段を示す場合に用いられます。 例えば、「電車で駅まで行った」などです。対して with は道具や体の一部を用いて何かを行う場合に使われます。 例えば、「鉛筆で書いた」や「手で持った」などです。 冠詞は by の後にはつきません。
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byとwithの違い

英語の前置詞「by」と「with」は、どちらも手段を表すことができますが、使用法に違いがあります。

「by」の使用法

「by」は、以下の場合に使用されます。

  • 交通手段やコミュニケーション手段を示すとき
    • 電車で行った (I went there by train.)
    • メールで連絡した (I contacted him by email.)
  • 原因や理由を示すとき
    • 風邪で休んだ (I was sick with a cold.)
    • 努力によって成功した (He succeeded by hard work.)

冠詞は「by」の後にはつきません。

「with」の使用法

「with」は、以下の場合に使用されます。

  • 道具や体の一部を用いて何かを行うとき
    • 鉛筆で書いた (I wrote with a pencil.)
    • 手で持った (I held it with my hand.)
  • 一緒にいる人や物を示すとき
    • 友達と一緒に公園へ行った (I went to the park with my friend.)
    • 本を持って行った (I took the book with me.)

冠詞は「with」の後につき、通常は「the」または「my」などの所有格代名詞が使用されます。

  • by

    • I traveled to Japan by plane.(私は飛行機で日本へ旅行した)
    • The message was sent by email.(メッセージはメールで送信された)
  • with

    • I wrote the letter with a pen.(私はペンで手紙を書いた)
    • The boy played with his toys.(男の子は自分のおもちゃで遊んだ)

以上のように、「by」は交通手段やコミュニケーション手段などを表し、「with」は道具や体の一部などを表すという違いがあります。冠詞の使用にも注意しましょう。