アップルペイで海外でVisa決済は使えますか？

Apple Payと海外Visa決済：知っておくべきこと

Apple Payは、iPhoneやApple WatchといったAppleデバイスで手軽に決済ができる便利なサービスです。日本国内ではSuicaやiDといった電子マネーとの連携が広く利用されていますが、海外ではVisaカードを登録しての利用を検討している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Apple Payに登録したVisaカードを使って海外で決済する際に知っておくべきこと、注意点などを詳しく解説します。

海外でのApple Pay Visa決済の基本

原則として、Apple Payに登録したVisaカードは、海外のVisaタッチ決済（コンタクトレス決済）に対応した加盟店で利用できます。お店のレジにVisaのタッチ決済マーク（無線マークのようなもの）が表示されていれば、iPhoneやApple Watchをかざすだけで支払いが完了します。

注意点：プリペイドカードの場合

VisaブランドのプリペイドカードをApple Payに登録した場合、タッチ決済やオンライン決済が利用できないケースがあります。これはカードの種類や発行会社によって異なるため、事前にカード会社へ確認することをお勧めします。カード会社によっては、海外での利用自体が制限されている場合もあります。

海外利用における確認事項

Apple Payで海外のVisa決済をスムーズに行うために、事前に以下の点を確認しておきましょう。

• カード会社への連絡: 海外利用前に、カード会社に利用予定期間と渡航先を伝えておくと、不正利用と判断される可能性を減らすことができます。
• 利用限度額の確認: 海外での利用に際して、利用限度額が設定されている場合があります。必要に応じて、事前にカード会社に確認・変更依頼を行いましょう。
• 為替レートと手数料: 海外での決済には、為替レートと手数料が発生します。カード会社によって手数料率が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
• Visaタッチ決済対応店舗の確認: Visaタッチ決済に対応していない店舗では、Apple Payを利用できません。念のため、現金や他の決済手段も用意しておくと良いでしょう。
• Apple Payの設定確認: Walletアプリで、Visaカードが正しく登録されているか、利用できる状態になっているかを確認しましょう。

もしもの時のために

万が一、海外でApple Payが利用できない、または紛失・盗難に遭った場合は、速やかにカード会社へ連絡し、利用停止手続きを行いましょう。また、海外旅行保険に加入している場合は、保険会社への連絡も忘れずに行いましょう。

まとめ

Apple Payに登録したVisaカードは、海外のVisaタッチ決済対応加盟店で便利に利用できます。ただし、プリペイドカードの場合は利用できないケースがあるため、事前にカード会社への確認が必要です。海外利用前に利用限度額や手数料を確認し、万が一の事態に備えておくことで、より安心してApple Payを活用することができます。