クイックスタートでiPhoneを移行したら何が引き継がれる?
クイックスタートでは、iPhoneの設定、写真や動画、連絡先、メッセージ、通話履歴などの個人データが移行されます。また、インストール済みのアプリとその配置も引き継がれるため、新しいiPhoneですぐに使い始めることができます。
クイックスタートでiPhoneを移行したら何が引き継がれる? 新しいiPhoneをすぐに使い始めるための完全ガイド
iPhoneを機種変更する際、クイックスタートは最も手軽で便利な方法の一つです。しかし、「クイックスタートで一体何が引き継がれるんだろう?」「本当に全部移行できるの?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。この記事では、クイックスタートでiPhoneを移行した際に引き継がれるデータについて詳しく解説し、移行後の設定や確認事項についても触れていきます。
クイックスタートで引き継がれる主なデータ:
クイックスタートは、iPhoneのほぼ全てのデータを新しいiPhoneにコピーすることを目的としています。具体的には、以下のデータが引き継がれます。
- 個人データ:
- 連絡先
- メッセージ(SMS、MMS、iMessage)
- 通話履歴
- 写真とビデオ(カメラロール、アルバム)
- カレンダー
- メモ
- リマインダー
- Safariのブックマークと履歴
- メールアカウントの設定
- Wi-Fiパスワード
- VPN設定
- ヘルスケアデータ
- 設定:
- ホーム画面のレイアウトとアプリの配置
- 壁紙
- 通知設定
- サウンド設定
- アクセシビリティ設定
- 一般設定(言語、地域など)
- Siriの設定
- Touch ID/Face IDの設定(移行後に再設定が必要な場合があります)
- アプリ:
- インストール済みのアプリ
- アプリ内のデータ(ログイン情報、ゲームのセーブデータなど)
- アプリの設定
クイックスタートで引き継がれない可能性のあるデータ:
クイックスタートは非常に便利な機能ですが、以下のデータは状況によって引き継がれない、または再設定が必要になる場合があります。
- Apple Payのカード情報: セキュリティ上の理由から、新しいiPhoneで再度登録する必要があります。
- 一部のアプリのパスワード: 特にセキュリティが厳重なアプリでは、再度ログインが必要になる場合があります。
- Bluetooth機器のペアリング: Bluetoothイヤホンやスピーカーなどは、新しいiPhoneで再度ペアリングが必要です。
- 一部のコンテンツ: Apple MusicやiTunesで購入したコンテンツで、アカウント認証が必要な場合があります。
- SIMカード: クイックスタートではSIMカードは移行されません。物理SIMの場合は、新しいiPhoneに差し替える必要があります。eSIMの場合は、キャリアの手続きが必要です。
クイックスタート後の確認事項:
クイックスタート完了後、以下の点を確認することをおすすめします。
- 全てのデータが移行されているか: 写真、連絡先、メッセージなどを確認し、データが全て移行されているか確認しましょう。
- アプリが正常に動作するか: 各アプリを起動し、正常に動作することを確認しましょう。
- Apple IDの設定: Apple IDにサインインしているか確認し、必要であればサインインし直しましょう。
- Touch ID/Face IDの設定: 新しいiPhoneでTouch IDまたはFace IDを再設定しましょう。
- Apple Payの設定: Apple Payにカード情報を登録しましょう。
まとめ:
クイックスタートは、iPhoneの機種変更を非常に簡単にしてくれる便利な機能です。ほぼ全てのデータを新しいiPhoneに移行できますが、一部のデータは再設定が必要になる場合があります。この記事を参考に、クイックスタートをスムーズに活用し、新しいiPhoneを快適に使い始めましょう。もしデータの移行に問題が発生した場合は、Appleのサポートページを参照するか、Apple Storeに相談することをおすすめします。
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