コンセントの拭き方は?

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コンセントの掃除では、安全第一に行動が求められます。ブレーカーを落としてから、乾いた布または固く絞った雑巾で汚れを拭き取ってください。掃除機がけや水拭きのついでにコンセントを掃除するのは避けましょう。

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コンセントのお掃除、安全第一でピカピカに!

私たちの生活に欠かせない電気。その入り口であるコンセントは、意外とホコリや汚れが溜まりやすい場所です。しかし、電気と水は危険な組み合わせ。安易な掃除は感電や火災の恐れがあるため、正しい方法で安全に掃除することが重要です。今回は、コンセントを安全に、そして効果的に掃除する方法を詳しく解説します。

1. 電源を必ず切る!

コンセント掃除の鉄則は、「電源を切ること」です。ブレーカーを落とすのが最も安全な方法です。掃除したいコンセントがどのブレーカーに繋がっているか分からない場合は、分電盤のブレーカーを全て落としましょう。これにより、感電の危険を完全に排除できます。ブレーカーを落とす前に、パソコンなどの作業中の機器の電源をオフにしてデータの損失を防ぎましょう。また、家族にブレーカーを落とすことを伝え、誤って電源を入れてしまうことを防ぎましょう。

2. 乾いた布で優しく拭き取る

電源を切ったら、乾いた柔らかい布でコンセントの表面を優しく拭き取ります。マイクロファイバークロスのような細かいホコリもキャッチできる素材がおすすめです。強くこするとコンセントの表面を傷つける可能性があるので、優しく丁寧に拭き取りましょう。

もし、乾いた布で汚れが落ちにくい場合は、固く絞った雑巾を使用します。この際、水滴がコンセント内部に入らないように細心の注意を払いましょう。雑巾が少しでも濡れていると不安な場合は、乾いた布で再度拭き取り、完全に乾かしてから次のステップに進みます。

3. 掃除機や水拭きは厳禁!

手軽に思える掃除機でのホコリ除去や、水拭きによる汚れ落としは、コンセント掃除には絶対に避けてください。掃除機のノズルがコンセント内部に接触して破損したり、水気がコンセント内部に入り込み、感電やショート、最悪の場合火災を引き起こす危険性があります。コンセント周りの壁を掃除する際も、コンセント自体には掃除機や濡れた雑巾を近づけないように注意しましょう。

4. コンセントカバーの活用

小さなお子様やペットがいる家庭では、コンセントカバーの利用がおすすめです。コンセントカバーは、イタズラによる感電事故を防ぐだけでなく、ホコリや汚れの侵入も防いでくれます。市販されている様々なデザインのコンセントカバーから、お部屋のインテリアに合うものを選んでみましょう。

5. 定期的な掃除でキレイを保つ

コンセントの掃除は、月に一度を目安に行うのが理想的です。ホコリは気づかないうちに溜まっていくもの。定期的な掃除で、コンセントを清潔に保ち、電気トラブルを未然に防ぎましょう。

6. 専門業者への相談も

コンセントに焦げ跡や異臭がある、コンセントがぐらついているなど、異常が見られた場合は、自分で修理しようとせず、速やかに電気工事店などの専門業者に相談しましょう。自己判断での修理は大変危険です。安全のためにも、専門家の知識と技術を頼りましょう。

コンセントの掃除は、一見簡単そうですが、電気に関わるため、安全を最優先に考えなければなりません。今回ご紹介した方法を参考に、正しく安全にコンセントを掃除し、快適で安全な暮らしを送りましょう。