子どもの急な病気、どうする？ #8000 の費用と利用の注意点

子どもが急に熱を出したり、嘔吐したりすると、親としては気が動転してしまうものです。「今すぐ病院に連れて行くべき？」「様子を見て大丈夫？」と判断に迷うこともあるでしょう。そんな時に頼りになるのが、子どもの急病相談窓口「#8000」です。

#8000とは？

「#8000」は、夜間や休日に子どもの急な病気やケガの対処に迷った際に、看護師や小児科医等に電話で相談できる窓口です。全国どこからでも、短縮番号「#8000」で繋がります。(一部地域では番号が異なる場合があります。)

相談は無料！ただし…

8000への相談自体は無料です。しかし、電話料金は利用者負担となります。固定電話からの場合は、通話時間に応じた料金が発生します。携帯電話からの場合は、契約内容によって通話料金が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

#8000でできること

8000では、子どもの症状を伝えると、緊急度や受診の目安、家庭での対応方法などについてアドバイスを受けることができます。具体的には、

• 熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢などの症状への対応
• けいれん、意識障害、呼吸困難など、緊急を要する症状の見分け方
• 医療機関を受診すべきかどうかの判断
• 近隣の医療機関の情報提供

などが挙げられます。

#8000でできないこと

8000はあくまでも相談窓口であり、医療行為や育児相談を行う場所ではありません。

• 特定の病気の診断
• 薬の処方
• 育児に関する具体的なアドバイス

などは行っていませんので、注意が必要です。

#8000利用時の注意点

• 最終的な判断は保護者自身で行う必要があります。#8000のアドバイスを参考に、お子さんの様子をよく観察し、不安な場合は医療機関を受診しましょう。
• 混雑時には、電話が繋がりにくい場合や、長時間待つ場合があります。
• 地域によって対応時間や電話番号が異なる場合があります。お住まいの地域の情報を事前に確認しておきましょう。

まとめ

8000は、子どもの急な病気やケガに戸惑った時に、心強い味方となってくれる存在です。利用は無料ですが、通話料は自己負担となる点に注意し、上手に活用しましょう。

※ この記事は一般的な情報をまとめたものであり、医学的な助言を提供するものではありません。子どもの症状に不安がある場合は、必ず医療機関を受診してください。