テスターで電圧を測るには？

テスターで電圧を測る！バッテリーの状態をチェックしよう！

車のバッテリーの電圧を測ることは、バッテリーの健康状態をチェックする上で非常に重要です。テスターさえあれば、誰でも簡単にバッテリーの電圧を測定できます。今回は、テスターを使ったバッテリー電圧の測定方法について、詳しく解説していきます。

必要なもの

• デジタルテスター (DC電圧測定機能付き)
• テスター用のリード線 (赤と黒)

測定手順

1. イグニッションをOFFにする
   バッテリー電圧を正確に測定するためには、必ずイグニッションをOFFにした状態で測定を行う必要があります。エンジンがかかっている状態やアクセサリー電源がONの状態では、正確な電圧が測定できません。

2. テスターをDC電圧測定モードに設定する
   テスターには、様々な測定モードが備わっています。バッテリーの電圧を測定するには、テスターをDC電圧測定モードに設定します。テスターの表示部に「DCV」や「V」マークが表示されていることを確認してください。

3. リード線を正しく接続する
   テスターには、赤色のリード線と黒色のリード線が付属しています。赤色のリード線は「V」端子、黒色のリード線は「COM」端子に接続します。テスターによっては、端子の位置が異なる場合もあるので、取扱説明書をよく確認してください。

4. リード線をバッテリー端子に接続する
   赤色のリード線をバッテリーのプラス端子（＋）、黒色のリード線をバッテリーのマイナス端子（－）に接続します。この際、リード線が接触不良にならないよう、しっかりと接続してください。

5. 電圧値を確認する
   リード線を接続すると、テスターに電圧値が表示されます。この表示された数値がバッテリーの電圧です。

正常な電圧値

バッテリーの電圧は、車両の種類やバッテリーの種類によって異なります。一般的には、12Vバッテリーの場合、12.6V〜13.2V程度が正常範囲とされています。

測定結果からわかること

• 電圧が12.6V〜13.2Vの場合: バッテリーは正常です。
• 電圧が12.4V〜12.6Vの場合: バッテリーは少し弱っている可能性があります。
• 電圧が12.4V以下の場合: バッテリーは劣化している可能性が高く、交換を検討する必要があります。

注意点

• バッテリーの電圧を測定する際は、必ず安全に配慮してください。
• バッテリーの端子に触れる際は、金属製の工具やアクセサリーを身につけていないことを確認してください。
• テスターの使い方や安全に関する情報は、必ず取扱説明書をよく確認してください。

まとめ

テスターを使ったバッテリー電圧の測定は、車のバッテリーの状態を把握する上で非常に有効な手段です。今回の記事を参考に、定期的にバッテリーの電圧をチェックし、車の安全運転に役立ててください。