データローミングをオフにしたら海外からの着信はどうなる？

データローミングOFF！海外での着信、どうなるの？知っておきたい４つの落とし穴と賢い対策

海外旅行や出張。ワクワクする一方で、気になるのがスマホの通信料金ですよね。データローミングをOFFにすれば高額請求の心配は減るけれど、着信はどうなるの？ そこで今回は、データローミングOFF時の海外での着信について、知っておくべき落とし穴と賢い対策を徹底解説します。

落とし穴１：着信はできるけど…タダじゃない！

データローミングをOFFにしても、基本的に着信自体は可能です。しかし、これは「国際ローミング」を利用している状態。つまり、日本の携帯会社と提携している現地の通信回線を使うため、着信するだけでも料金が発生するのです。

落とし穴２：料金体系は複雑怪奇！

国際ローミングの料金体系は、国内の通話料金とは比べ物にならないほど複雑です。発信国、受信国、通信事業者、契約プランなど、様々な要素が絡み合って料金が決定されます。日本国内と同じ感覚で着信を受けていると、想像を絶する高額請求に繋がりかねません。

落とし穴３：キャリアのプランを確認しないと…大損する可能性大！

渡航前に必ず、利用している携帯会社の国際ローミングプランを確認しましょう。「定額制」や「1日〇円」といったプランが用意されている場合があり、これを利用すれば高額請求のリスクを大幅に減らせます。プランに加入せずにローミングを利用すると、文字通り「青天井」になる可能性も。

落とし穴４：留守番電話サービスにも要注意！

着信に出られず、留守番電話サービスに繋がった場合も、国際ローミング料金が発生する可能性があります。相手がメッセージを残さなくても、留守番電話サービスに転送された時点で料金が発生するケースもあるので、注意が必要です。

賢い対策：データローミングOFFでも安心な４つの方法

1. Wi-Fi環境をフル活用： ホテルやカフェ、空港など、無料Wi-Fiスポットを利用して通話・通信を行いましょう。LINEやSkypeなどの通話アプリを使えば、通話料金を大幅に節約できます。

2. eSIMの利用を検討： 現地の通信会社が提供するeSIMを利用すれば、現地のSIMカードを物理的に差し替えることなく、現地の通信回線を利用できます。データローミングよりも安価な場合が多いので、検討してみる価値ありです。

3. 機内モード＋Wi-Fiで着信をシャットアウト： とにかく着信料金を抑えたい場合は、機内モードをONにし、Wi-Fi接続のみを許可する設定にしましょう。これで、意図しない着信を防ぐことができます。

4. 着信転送サービスを活用： 日本にいる家族や友人に、自分の携帯電話への着信を別の電話番号（例えばLINE OutなどのIP電話番号）に転送してもらう設定にしておくのも有効です。

海外での着信は、データローミングをOFFにしていても油断禁物です。事前にしっかりと準備をして、快適な海外旅行・出張を実現しましょう！