ドライブレコーダーはエンジンを切っても録画される?

1 ビュー

駐車中はエンジンが作動している限り録画が継続しますが、エンジンを停止するとドライブレコーダーの電源も切断され、録画は停止します。

コメント 0 好き

ドライブレコーダーはエンジンを切っても録画される? 知っておくべき駐車監視機能の真実

ドライブレコーダーは、万が一の事故やトラブル発生時の証拠となる映像を記録する重要なツールです。運転中は常に録画しているイメージがありますが、エンジンを切った後、つまり駐車中の録画についてはどうでしょうか? 結論から言うと、標準的なドライブレコーダーはエンジンを切ると録画を停止します。 しかし、駐車監視機能と呼ばれる特別な機能を持つドライブレコーダーであれば、エンジン停止後も録画が可能です。

この駐車監視機能、一体どんな仕組みで、どのような種類があるのでしょうか?そして、導入するにあたって注意すべき点は何でしょうか?

駐車監視機能の仕組み

駐車監視機能を持つドライブレコーダーは、主に以下の2つの方法でエンジン停止後の録画を実現しています。

  • 内蔵バッテリー/外部バッテリー: ドライブレコーダー自体にバッテリーを内蔵しているか、外部バッテリーを接続することで、エンジン停止後も電源を供給し、録画を継続します。
  • 動体検知/衝撃検知: 常時録画ではなく、動体(人や車など)を検知したり、衝撃を検知した場合のみ録画を開始する方式です。これにより、バッテリーの消費を抑えつつ、必要な場面だけを記録することができます。

駐車監視機能の種類と特徴

駐車監視機能には、いくつかの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

  • 常時録画: エンジン停止後も常に録画を続けるタイプです。バッテリー消費が激しいため、長時間の録画には大容量のバッテリーが必要になります。当て逃げなど、一瞬の出来事を確実に記録できるメリットがありますが、バッテリー上がりやバッテリー寿命を縮めるリスクも考慮する必要があります。
  • 動体検知録画: カメラが動きを検知すると録画を開始するタイプです。常時録画に比べてバッテリー消費を抑えられますが、検知感度によっては必要な映像を逃してしまう可能性があります。
  • 衝撃検知録画: 車体に衝撃が加わった際に録画を開始するタイプです。当て逃げやいたずらなどの証拠を記録するのに有効ですが、軽微な衝撃では作動しない場合もあります。
  • タイムラプス録画: 一定間隔で静止画を撮影し、それを動画として繋げるタイプです。長時間の監視が可能ですが、記録される情報量が少ないため、詳細な状況把握には不向きです。

駐車監視機能導入時の注意点

駐車監視機能付きのドライブレコーダーを導入する際には、以下の点に注意しましょう。

  • バッテリー上がり対策: 常時録画の場合は特に、バッテリー上がりを防ぐために、ドライブレコーダー専用のバッテリーや、バッテリー保護機能付きの製品を選ぶことが重要です。
  • バッテリー寿命: ドライブレコーダーのバッテリーは消耗品です。定期的な交換が必要になることを考慮しておきましょう。
  • プライバシーへの配慮: 録画範囲によっては、近隣住民のプライバシーを侵害する可能性があります。設置場所や録画範囲を適切に調整しましょう。
  • 製品の信頼性: 駐車監視機能は繊細な機能であるため、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。

ドライブレコーダーの駐車監視機能は、駐車中のトラブルからあなたを守る強力な味方となります。しかし、導入には注意点も存在します。しっかりと情報収集を行い、自分のカーライフに最適な一台を選びましょう。