マイナンバーカードの電子証明書を不要にしてしまったのですが、どうしたらよいですか?

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マイナンバーカードの電子証明書発行を取り消してしまった場合は、カード受け取り時に市区町村窓口に相談しましょう。電子証明書発行の再申請や修正はできません。

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マイナンバーカードの電子証明書を誤って失効させてしまった!慌てずに確認すべきこと、そして再発行の手続き

マイナンバーカードの電子証明書を誤って失効させてしまった、または有効期限切れに気づかず、困っていませんか? 電子証明書は、e-Taxなどのオンライン手続きや、コンビニ交付サービスなど、行政サービスを利用する上で非常に重要な役割を果たします。失効させてしまった場合、慌てずに状況を整理し、適切な対応を取る必要があります。

1. 落ち着いて状況を確認しましょう:

まずは、ご自身が失効させてしまった電子証明書の種類を確認しましょう。マイナンバーカードには、主に以下の2種類の電子証明書が搭載されています。

  • 署名用電子証明書: e-Taxなどの電子申請・届出時に使用する、氏名や住所などが記載された電子証明書です。
  • 利用者証明用電子証明書: マイナポータルへのログインや、コンビニ交付サービスなどで使用する、暗証番号を入力して本人確認を行うための電子証明書です。

どちらの証明書を失効させてしまったかによって、影響するサービスが異なります。

2. 失効の原因を思い出しましょう:

電子証明書を失効させる原因として、以下のようなものが考えられます。

  • 暗証番号の入力を一定回数間違えてしまった: 特に署名用電子証明書は、連続して5回間違えるとロックがかかり、失効してしまいます。
  • 転居や婚姻などで住所や氏名が変更になった: この場合、電子証明書は自動的に失効します。
  • マイナンバーカードの再発行: マイナンバーカードを紛失したり、破損したりして再発行した場合、以前のカードに搭載されていた電子証明書は無効になります。
  • 意図せずに失効させてしまった: これは稀なケースですが、誤操作などによって電子証明書を失効させてしまうこともあります。

原因を特定することで、今後の対策を立てやすくなります。

3. 再発行の手続き:

電子証明書を失効させてしまった場合、再発行の手続きが必要になります。冒頭で示された情報にあるように、電子証明書発行の「再申請」や「修正」はできません。 再度、電子証明書の発行手続きを行う必要があります。

再発行の手続きは、お住まいの市区町村の窓口で行います。必要な持ち物は以下の通りです。

  • マイナンバーカード: これがないと手続きはできません。
  • 本人確認書類: 運転免許証、パスポートなど。
  • 暗証番号: 利用者証明用電子証明書と署名用電子証明書、それぞれに設定した暗証番号が必要です。もし忘れてしまった場合は、窓口で初期化の手続きを行う必要があります。

4. 注意点:

  • 電子証明書の再発行には、手数料はかかりません。
  • 手続きには時間がかかる場合があります。時間に余裕を持って訪問しましょう。
  • 暗証番号を忘れてしまった場合は、初期化の手続きが必要になります。本人確認書類が必要になりますので、忘れずに持参しましょう。
  • マイナンバーカードの受け取り時と同様に、電子証明書の再発行手続きも原則として本人が行う必要があります。どうしても本人が手続きできない場合は、代理人による手続きが可能かどうか、事前に市区町村の窓口に確認しましょう。

5. その他の確認事項:

電子証明書を失効させてしまったことで、利用できなくなったサービスがある場合は、それぞれのサービスの提供元に問い合わせて、今後の対応について確認しましょう。

マイナンバーカードの電子証明書は、私たちの生活を便利にするための大切なツールです。失効させてしまった場合は、慌てずに上記のステップに従って、再発行の手続きを行いましょう。そして、今後は暗証番号の管理や、住所変更時の手続きなど、注意して利用するようにしましょう。

この情報が、皆様のお役に立てれば幸いです。