ルーターのパスワードはどこに書いてある？

ルーターのパスワード、どこに書いてあるの？ 意外と知らない、その探し方とトラブルシューティング

Wi-Fiに接続できない！そんな時、真っ先に確認したいのがルーターのパスワードです。しかし、いざ探そうと思っても、どこにあるのか分からず困ってしまうケースは少なくありません。この記事では、ルーターのパスワードの探し方から、見つからない場合の対処法、そしてパスワードの管理方法まで、詳しく解説します。

まず、パスワードが記載されている可能性が高い場所をいくつかご紹介します。

1. ルーター本体のシール: 多くのルーターは、本体の底面や側面に小さなシールが貼られており、そこにWi-Fi名（SSID）とパスワード（暗号化キー）が記載されています。 このシールは、小さな文字で書かれていることが多く、見落としやすいので注意が必要です。ルーターを裏返して、じっくりと確認してみましょう。 シールが剥がれてしまったり、経年劣化で文字が消えてしまっている場合もあります。

2. 初期設定時の説明書（セットアップカード）: ルーターを購入した際に同梱されている説明書、もしくはセットアップカードにも、初期設定のWi-Fi名とパスワードが記載されています。 この説明書は、大切に保管しておきましょう。引っ越しやルーターの買い替えなど、後々必要になる機会は意外と多いです。 説明書を紛失してしまった場合は、ルーターのメーカー名と型番を元に、メーカーのウェブサイトで電子版のマニュアルを探してみるのも良いでしょう。

3. ルーター管理画面: ルーターには、パソコンやスマートフォンからアクセスできる管理画面が存在します。 この管理画面から、Wi-Fiのパスワードを確認したり変更したりできます。 アクセス方法は、ルーター本体や説明書に記載されているIPアドレス（例：192.168.1.1、192.168.0.1など）をブラウザのアドレスバーに入力し、アクセスします。 多くのルーターでは、ユーザー名とパスワード（初期設定ではadminや空欄の場合が多い）の入力が必要になります。 管理画面のインターフェースはメーカーによって異なるため、説明書を参照しながら操作しましょう。 ログイン情報が分からなくなった場合は、初期化が必要となる場合があります。

4. 既に接続済みのデバイスの設定画面: 既にWi-Fiに接続済みのスマートフォンやパソコンであれば、そのデバイスの設定画面からWi-Fiのパスワードを確認できる場合があります。 ただし、これはOSやデバイスによって方法が異なるため、各デバイスのマニュアルを参照する必要があります。 Androidであれば、「設定」→「Wi-Fi」→接続済みのWi-Fiを選択→パスワードを表示（機種により表示方法が異なる）、といった手順になります。 iOSも同様の方法で確認できます。

パスワードが見つからない場合の対処法:

パスワードが見つからない場合、ルーターを初期化することで、初期設定時のパスワードに戻すことができます。 しかし、初期化を行うと、全ての設定がリセットされるため、注意が必要です。 初期化方法は、ルーター本体にリセットボタン（通常は小さな穴の中にあります）があり、それを針などで数秒間押し続けることで行えます。 初期化後、ルーターに付属の説明書に従って、改めてWi-Fiを設定する必要があります。

パスワード管理の重要性:

Wi-Fiパスワードは、重要な個人情報です。 安易なパスワードを設定したり、パスワードをメモして、誰でも見れる場所に置いておくのは危険です。 強固なパスワードを設定し、安全な場所に保管しましょう。 パスワード管理アプリを利用するのも有効な手段です。

ルーターのパスワード探しは、意外と手間取るものです。 この記事を参考に、スムーズにパスワードを見つけ、安全にWi-Fiを利用してください。 それでも解決しない場合は、ルーターのメーカーに問い合わせることをお勧めします。