日本語以外の検索結果を表示するには？

日本語以外の検索結果を減らす、あるいは表示させないためのTips

インターネット検索をしていると、日本語で検索したはずなのに、英語や他の言語のサイトが上位に表示されることがありますよね。特に専門的な情報を探している時など、日本語以外の情報が混ざると、目的の情報にたどり着くのが難しくなってしまいます。

Google検索は、ユーザーの検索履歴やIPアドレスから、そのユーザーがどの言語を使用しているかを推測し、関連性の高いと思われる情報を表示するように設計されています。しかし、この推測が常に正しいとは限りませんし、個人の希望と異なる結果になることもあります。

ここでは、日本語以外の検索結果を減らし、より日本語の情報に絞り込むためのいくつかの方法をご紹介します。

1. 検索クエリを工夫する

• 「日本語」というキーワードを付加: 検索語句に「日本語」という単語を加えてみてください。例えば、「AI 開発 日本語」のように検索することで、日本語で書かれたAI開発に関する情報を探していることをGoogleに明確に伝えることができます。
• 日本語に特有の表現を使う: 例えば、「～について」「～とは」といった、日本語特有の表現を意図的に入れることで、日本語のコンテンツを優先的に表示させることができます。
• 除外キーワードを使う: 特定の言語（例えば英語）のサイトを除外したい場合は、-英語 のように除外キーワードを使用します。ただし、完全に排除できるわけではなく、あくまでヒントとして機能することに注意してください。
• 関連性の高いキーワードを組み合わせる: 単純なキーワードだけでなく、探している情報に関連性の高いキーワードを複数組み合わせることで、より的確な検索結果を得ることができます。例えば、「機械学習 おすすめ 入門 日本語」のように、具体的なニーズを反映したキーワードを使用しましょう。

2. Google検索の設定を変更する

• 検索設定で言語を明示: Google検索の設定画面（画面右下の「設定」>「検索設定」）で、「言語」を確認し、「表示する言語」が日本語になっていることを確認してください。もし違う言語が選択されている場合は、日本語に変更しましょう。
• 地域設定を確認する: Googleアカウントにログインしている場合、地域設定も検索結果に影響を与えます。地域設定が日本になっているか確認し、必要であれば変更してください。
• ブラウザの言語設定を確認する: ブラウザ自体の言語設定も、Google検索に影響を与える可能性があります。ブラウザの設定画面で、優先言語が日本語になっていることを確認してください。

3. 検索エンジンを変えてみる

Google以外の検索エンジン、例えばDuckDuckGoやBrave Searchなども試してみる価値があります。これらの検索エンジンは、プライバシーを重視しているため、ユーザーの検索履歴や個人情報を利用したパーソナライズ化が少なく、よりニュートラルな検索結果が表示される可能性があります。

4. ブラウザ拡張機能を利用する

ブラウザの拡張機能の中には、特定の言語のサイトを除外したり、翻訳機能を提供したりするものがあります。これらの拡張機能を活用することで、検索結果の調整や外国語サイトの理解を助けることができます。

5. より具体的な情報を探す

もし、特定の団体や機関の日本語情報を探している場合は、その組織のウェブサイト内検索を利用するのが最も確実です。

これらの方法を組み合わせることで、日本語以外の検索結果を減らし、より効率的に日本語の情報を探し出すことができるはずです。ぜひ試してみてください。

補足：

Googleアプリの設定で言語と地域を変更する方法は、上記で紹介されている通りですが、これは主にGoogleアプリ全体の表示言語やコンテンツの表示地域に影響を与えるものであり、必ずしも検索結果の言語を完全に制御できるわけではありません。検索結果の言語をより細かく調整するには、上記でご紹介した他の方法も併用することをおすすめします。