機内モードにすると既読がつく?

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LINEの既読は、機内モード中でもWi-Fiやモバイルデータ通信がONだと付きます。機内モードは無線通信をオフにするだけで、これらの接続を完全に遮断する訳ではありません。接続が有効な限り、LINEはサーバーと通信し、既読を相手に送信するのです。
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機内モードの落とし穴:LINEの既読、本当につかない?

旅行や会議中、スマホを機内モードにする機会は多いでしょう。通知をオフにして集中したい、バッテリーを節約したい…様々な理由があると思いますが、中には「LINEの既読をつけずにメッセージを確認したい」という方もいるのではないでしょうか。 機内モードにすれば既読がつかない、そう思っていませんか?実は、それは必ずしも真実ではありません。

機内モードの真の機能を理解することが重要です。機内モードは、スマートフォンの無線通信機能を一括でオフにするための機能です。つまり、モバイルデータ通信やWi-Fi、Bluetooth、GPSなどが無効化されます。一見、完全にオフラインになるように見えますが、落とし穴があります。

Wi-Fiとモバイルデータ通信の罠

機内モードをオンにした後でも、Wi-Fiやモバイルデータ通信を手動でオンにすることができます。これが、既読問題の核心です。機内モード自体はこれらの接続を完全に遮断するわけではないのです。もし、機内モードにした後にうっかりWi-Fiに接続してしまったり、モバイルデータ通信をオンにしてしまったりすると、LINEはサーバーと通信を行い、メッセージを確認した時点で既読が相手に送信されてしまいます。

つまり、「機内モード=既読がつかない」は、Wi-Fiとモバイルデータ通信がオフになっている場合にのみ成立するのです。機内モードにした後、これらの接続状態をしっかりと確認することが重要です。

機内モードでのLINEの動作

機内モード中にLINEでメッセージを確認すると、どうなるでしょうか?Wi-Fiとモバイルデータ通信がオフであれば、LINEはサーバーと通信できません。そのため、メッセージは受信トレイに表示されますが、既読はつきません。この状態では、相手にはあなたがメッセージを確認したかどうかは分かりません。

しかし、ここで注意が必要です。機内モードをオフにした瞬間、またはWi-Fiやモバイルデータ通信をオンにした瞬間に、LINEはサーバーと通信を開始し、蓄積されたメッセージの既読情報を一斉に送信します。つまり、機内モード中に読んだメッセージの既読は、接続が回復した途端に相手に通知されてしまうのです。

既読をつけずにメッセージを確認する方法

本当に既読をつけずにメッセージを確認したい場合は、以下の方法を試してみてください。

  • 通知プレビューを利用する: 設定によっては、ロック画面や通知センターでメッセージの内容をプレビュー表示できます。ただし、全文が表示されない場合もあります。
  • LINEの通知設定を変更する: メッセージ内容を通知に表示させないように設定することも可能です。ただし、この場合は通知自体が届かなくなるため、メッセージに気づきにくくなる可能性があります。
  • 別の端末で確認する: PC版LINEやタブレット版LINEでメッセージを確認すれば、スマートフォンのLINEには既読がつきません。ただし、PC版やタブレット版で既読がつきます。

まとめ

機内モードは便利な機能ですが、LINEの既読に関しては注意が必要です。単に機内モードにするだけでは既読を防ぐことはできません。Wi-Fiとモバイルデータ通信の状態を常に意識し、必要に応じて上記の代替策を試すことで、意図しない既読を防ぎ、スムーズなコミュニケーションを心がけましょう。 機内モードの真の機能を理解し、賢く活用することで、より快適なスマホライフを送ることができるでしょう。