海外版スマホ決済はVISAタッチは使えますか?

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海外版スマホの決済機能について、FeliCaは非対応ですが、NFC規格のタッチ決済(Visaタッチなど)は利用できる可能性があります。ただし、利用できるカードブランドや決済サービスは、国や地域、スマホの機種によって異なるため、事前に確認が必要です。

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海外版スマホでVisaタッチは使える?国と機種で変わるスマホ決済事情

海外で購入したスマートフォン、せっかくなら日本でも便利に使いたいですよね。特に注目したいのが、キャッシュレス決済の普及が進む日本で、海外版スマホがどこまで対応できるのか、特にVisaタッチなどのNFCタッチ決済です。

FeliCa搭載の日本版スマホと異なり、海外版スマホは基本的にFeliCaには対応していません。SuicaやPASMOといった交通系ICカードや、iD、QUICPayといったFeliCaベースの決済サービスは利用できないことをまず理解しておく必要があります。

しかし、NFC(Near Field Communication)技術を利用したタッチ決済、特にVisaタッチやMastercardコンタクトレスなどの国際ブランドが提供する決済サービスは、利用できる可能性が十分にあります。NFCは世界的に普及している規格であり、多くの海外版スマホに搭載されているためです。

ただし、重要なのは、「利用できる可能性がある」 という点です。実際に利用できるかどうかは、以下の3つの要素によって大きく左右されます。

  1. スマホの機種: 全ての海外版スマホがNFCタッチ決済に対応しているわけではありません。NFC機能が搭載されているか、そしてNFCのバージョンがVisaタッチなどの最新規格に対応しているかを確認する必要があります。メーカーの公式サイトや製品仕様書で詳細を確認しましょう。

  2. カードブランドと決済サービス: 利用したいクレジットカードやデビットカードが、そのスマホのNFCチップに対応している必要があります。また、Google PayやApple Payといった決済サービスを経由する場合、それぞれのサービスがその国や地域で利用可能であることも重要です。例えば、アメリカで発行されたクレジットカードが、日本のGoogle Payに登録できるかどうか、という確認が必要になります。

  3. 国と地域: 同じ機種のスマホでも、販売されている国や地域によって、利用できるNFCの周波数帯や機能が異なる場合があります。また、決済インフラも国によって異なるため、利用できる決済サービスも変わってきます。

実際に海外版スマホでVisaタッチを利用するために、以下の点を確認しましょう。

  • スマホのNFC対応状況を確認する: メーカーの公式サイトや製品仕様書で、NFCの有無、対応規格などを確認します。
  • クレジットカード会社に問い合わせる: Visaタッチが利用できるかどうか、利用できる場合はどのスマホ機種に対応しているかなどを確認します。
  • Google PayやApple Payの設定を確認する: 登録したいクレジットカードが利用可能かどうか、地域設定が正しいかなどを確認します。
  • 実際に店舗で試してみる: 事前に確認した上で、実際に店舗でVisaタッチ決済を試してみるのが確実です。

まとめ

海外版スマホでVisaタッチを利用できる可能性はありますが、機種、カードブランド、決済サービス、国と地域によって状況は異なります。事前にしっかりと確認し、快適なキャッシュレス生活を実現しましょう。もしうまくいかない場合は、日本版のスマートフォンへの買い替えや、他の決済手段を検討することも視野に入れると良いでしょう。

この情報が、海外版スマホでのVisaタッチ決済を検討している方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。