電源をオフにしたらSuicaは使えますか？

電源をオフにしたらSuicaは使えますか？

スマートフォンやスマートウォッチでSuicaなどの交通系ICカードを使うことが当たり前になってきました。しかし、便利な反面、「端末の電源が切れてしまったらSuicaは使えるのか？」という不安を抱く人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、端末の電源がオフの状態ではSuicaは使用できません。

Suicaなどの交通系ICカードは、端末内のFeliCaチップと通信することで動作しています。電源をオフにすると、このFeliCaチップへの電力供給もストップするため、通信ができなくなり、Suicaとして機能しなくなります。

注意点：モバイルSuicaとApple PayのSuicaの違い

ここで注意が必要なのが、モバイルSuicaとApple PayのSuicaでは、電源オフ時の挙動が異なる点です。

• モバイルSuica：Android端末で利用できるモバイルSuicaは、端末の電源がオフの状態では完全に使用できません。
• Apple PayのSuica：iPhoneやApple Watchで利用できるApple PayのSuicaは、事前に設定しておけば、端末の電源がオフの状態でも「エクスプレスカード」として利用できます。ただし、利用できるのは事前に設定した1枚のSuicaのみで、残高確認やチャージはできません。

電源オフ時でもSuicaを使うための対策

端末の電源切れでSuicaが使えなくなることを防ぐためには、以下の対策が有効です。

• モバイルバッテリーを携帯する:外出時にモバイルバッテリーを持ち歩くことで、端末のバッテリー切れを防ぐことができます。
• こまめに充電する:こまめに端末を充電する習慣をつけましょう。特に長距離移動の前には、充電を満タンにしておくことが大切です。
• 物理的なSuicaカードを携帯する:心配な場合は、物理的なSuicaカードを別に持ち歩くことも検討しましょう。

まとめ

スマートフォンでSuicaを使う際は、電源オフの状態では使用できない（Apple PayのSuicaを除く）ことを理解しておくことが大切です。

電源切れを防ぐ対策をしっかり行い、快適なキャッシュレスライフを送りましょう。