Au IDを統合したら分離できますか?

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au IDを統合すると、統合後のIDを分離することはできません。統合の際は、必ずB-au IDをA-au IDに統合してください。統合方向を間違えると、従来利用していたau IDでサービスが利用できなくなる可能性がありますので、注意が必要です。

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au ID統合後の分離は不可能? 統合前に知っておくべき注意点

au IDを複数持っている場合、auのサービスをより便利に利用するためにIDを統合することが推奨されています。しかし、一度統合したau IDは、原則として分離することができません。この点を理解せずに統合を進めてしまうと、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。

なぜ統合後に分離できないのか?

au IDの統合は、複数のIDに紐づいていた情報やサービスを、一つのIDに集約する処理です。これは、システムの構造上、逆方向の処理、つまり集約された情報を再びバラバラに振り分けることが非常に困難であるため、分離は不可能となっています。

統合前に絶対に確認すべきこと

統合を行う前に、以下の点を必ず確認してください。

  • 統合方向: 統合の際には、必ずB-au IDをA-au IDに統合してください。A-au IDは、普段メインで利用しているIDを選ぶようにしましょう。統合方向を間違えると、これまでメインで利用していたIDで、auのサービス(auスマートパス、au WALLETなど)が利用できなくなる可能性があります。
  • 紐づいているサービス: それぞれのau IDに、どのようなサービスが紐づいているか確認しましょう。例えば、AのIDにはauスマートパス、BのIDにはau WALLETといったように、それぞれ利用しているサービスが異なる場合があります。統合する前に、どのサービスをどのIDに集約したいかを明確にしておくことが重要です。
  • 登録情報: それぞれのau IDに登録されている氏名、住所、電話番号などの情報が正しいか確認しましょう。もし、古い情報や誤った情報が登録されている場合は、統合前に修正しておくことを推奨します。統合後に情報が誤っていることが判明した場合、修正手続きが煩雑になる可能性があります。
  • ポイントや残高: au WALLETポイントやauかんたん決済の残高がそれぞれのIDに残っている場合、統合後にどのように処理されるか確認しましょう。多くの場合、統合先のIDに引き継がれますが、事前に確認しておくことで、ポイントや残高が消えてしまうといったトラブルを防ぐことができます。

統合後の影響

au IDを統合すると、以下の影響があります。

  • ログイン: 統合後は、統合先のID(A-au ID)のみで、すべてのauサービスにログインできるようになります。
  • 請求: 複数のau回線を契約している場合、請求情報が統合先のIDに集約されます。
  • auポイント: au WALLETポイントが統合先のIDに合算されます。
  • メールアドレス: 統合先のIDに登録されているメールアドレスが、すべてのサービスで利用されるようになります。

どうしても分離したい場合

原則としてau IDの分離はできませんが、例外的に対応してもらえるケースもあります。例えば、結婚や離婚によって氏名が変更になり、どうしてもIDを分けたいといった特殊な事情がある場合です。しかし、このような場合でも、auのサポートセンターに事情を説明し、個別に相談する必要があります。必ずしも分離できるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。

まとめ

au IDの統合は、auのサービスを便利に利用するために有効な手段ですが、一度統合すると分離できないというデメリットも存在します。統合を行う前に、統合方向、紐づいているサービス、登録情報、ポイントや残高などを十分に確認し、慎重に判断することが重要です。もし、不安な点がある場合は、auのサポートセンターに相談することをおすすめします。