Excelで翻訳する関数は?

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Excelでテキストを翻訳するには、AI.TRANSLATE関数を利用します。第1引数に翻訳したいテキスト、第2引数に翻訳先の言語コードを指定することで、簡単に翻訳できます。例えば、日本語の文章を英語に翻訳したい場合に便利です。

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Excelでテキストを翻訳する関数:AI.TRANSLATE

Excelでテキストを別の言語に翻訳する必要がある場合、便利な関数が利用できます。それは、AI.TRANSLATE関数です。この関数は、Microsoft Translatorサービスを利用して、テキストを指定した言語に翻訳します。

構文

AI.TRANSLATE(text, language_code)

引数

  • text: 翻訳したいテキスト。
  • language_code: 翻訳先の言語の言語コード。ISO 639-1 2文字言語コードを使用します。

使用例

日本語の文章を英語に翻訳したい場合、次の式を使用します。

=AI.TRANSLATE("日本語の文章", "en")

この式では、”日本語の文章”が翻訳対象のテキストで、”en”は英語の言語コードです。

サポートされている言語

AI.TRANSLATE関数は、次の言語への翻訳をサポートしています。

  • アラビア語
  • 中国語(簡体字)
  • 中国語(繁体字)
  • チェコ語
  • デンマーク語
  • オランダ語
  • 英語
  • フィンランド語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • ヒンディー語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • マレー語
  • ノルウェー語
  • ポーランド語
  • ポルトガル語(ブラジル)
  • ロシア語
  • スペイン語
  • スウェーデン語
  • タガログ語
  • タイ語
  • トルコ語
  • ウクライナ語
  • ベトナム語

注意事項

  • AI.TRANSLATE関数は、Microsoft 365のサブスクリプションが必要です。
  • 翻訳の精度や速度は、テキストの長さや複雑さによって異なる場合があります。
  • 翻訳されたテキストは、機械翻訳であるため、必ずしも正確ではない場合があります。

実践例

以下は、AI.TRANSLATE関数の実際的な使用例です。

ケース1:ドキュメント全体の翻訳

業務で英語のドキュメントを日本語に翻訳する必要があります。ドキュメントが長い場合、AI.TRANSLATE関数を列全体に適用することで、文書全体を簡単に翻訳できます。

ケース2:Webサイトの翻訳

Webサイトを他の言語に翻訳する必要があります。AI.TRANSLATE関数をWebクエリと組み合わせることで、Webサイトのテキストを自動的に翻訳できます。

ケース3:顧客サポート

多国籍企業で顧客サポート業務に従事しています。顧客からの問い合わせを、顧客の言語にリアルタイムで翻訳する必要があります。AI.TRANSLATE関数を自動化マクロと組み合わせて、翻訳プロセスを効率化できます。

結論

AI.TRANSLATE関数は、Excelでテキストを翻訳するための強力なツールです。この関数を使用すると、言語の壁を克服し、よりグローバルな業務を行うことができます。