Googleから確認コードが送られてきたが、なぜ？

Googleからの確認コード、その理由と対策：あなたのGoogleアカウントを守るために

「Googleから身に覚えのない確認コードが送られてきた…もしかして乗っ取り！？」

そんな不安を感じたことがあるかもしれません。確かに、確認コードの通知は、アカウントのセキュリティに関わる重要なサインです。しかし、慌てる前に、なぜGoogleが確認コードを送信してきたのか、その理由を理解し、適切に対処することが大切です。

Googleが確認コードを送信する主な理由

Googleは、あなたのGoogleアカウントに異変があった可能性がある場合に、本人確認のために確認コードを送信します。具体的には、以下のようなケースが考えられます。

• 新しいデバイスや場所からのログイン： 普段使用していないデバイス（スマートフォン、PCなど）や、いつもと異なる場所（海外など）からGoogleアカウントにログインしようとした場合、Googleは本人確認を求めます。これは、あなたのGoogleアカウントが他人に不正に利用されるのを防ぐための措置です。
• パスワードの変更： パスワードを変更しようとした場合、Googleは本人確認のために確認コードを送信します。これも、アカウント乗っ取り犯が勝手にパスワードを変更するのを防ぐためです。
• セキュリティ設定の変更： 2段階認証の設定、再設定用の電話番号やメールアドレスの変更など、Googleアカウントのセキュリティに関わる設定を変更しようとした場合も、確認コードが送信されます。
• Googleのシステムによる疑わしいアクティビティの検知： Googleのシステムが、あなたのGoogleアカウントで通常とは異なるアクティビティ（大量のメール送信、不審なアプリのインストールなど）を検知した場合、不正アクセスを疑い、本人確認のために確認コードを送信することがあります。

確認コードが届いた時の対処法

1. 身に覚えがある場合は、コードを入力して本人確認を完了させる： 上記のような状況に心当たりがあり、自分でログインや設定変更を試みたのであれば、受信した確認コードを指示された場所に入力し、本人確認を完了させてください。
2. 身に覚えがない場合は、絶対にコードを入力しない： もし、ログインや設定変更を試みた覚えがないのに確認コードが届いた場合は、絶対にコードを入力しないでください。これは、アカウント乗っ取りを企む者が、あなたのアカウントにアクセスしようとしている可能性があります。
3. Googleアカウントのセキュリティ設定を確認する： 身に覚えのない確認コードが届いた場合は、すぐにGoogleアカウントのセキュリティ設定を確認し、以下の点に注意しましょう。
   • パスワードの変更： 複雑で推測されにくいパスワードに変更しましょう。
   • 2段階認証の設定： まだ2段階認証を設定していない場合は、すぐに設定しましょう。2段階認証を設定することで、パスワードが漏洩した場合でも、不正アクセスを防ぐことができます。
   • アカウントへのアクセス権を持つデバイスの確認： 自分のデバイス以外に、身に覚えのないデバイスがアカウントにアクセスしている場合は、そのデバイスからのアクセスを解除しましょう。
   • 身に覚えのないアプリの許可を取り消す： Googleアカウントに連携しているアプリの中に、身に覚えのないものや不要なものがあれば、許可を取り消しましょう。
4. Googleに報告する： もし、アカウントが乗っ取られた疑いがある場合は、速やかにGoogleに報告しましょう。Googleは、アカウントの保護と回復を支援してくれます。

アカウントを安全に保つためのヒント

• 強力なパスワードを使用する： 英数字、記号を組み合わせた、推測されにくいパスワードを使用しましょう。
• 2段階認証を設定する： 2段階認証は、アカウントのセキュリティを大幅に向上させるための最も効果的な手段の一つです。
• フィッシング詐欺に注意する： Googleを装った詐欺メールやSMSに注意し、怪しいリンクはクリックしないようにしましょう。
• ソフトウェアを常に最新の状態に保つ： OSやブラウザ、セキュリティソフトなどを常に最新の状態に保ち、セキュリティホールを塞ぎましょう。
• 公共のWi-Fiを利用する際は注意する： 暗号化されていない公共のWi-Fiを利用する際は、個人情報の入力などを避けましょう。

確認コードは、あなたのGoogleアカウントを守るための重要なセキュリティ機能です。今回の記事を参考に、確認コードの意味を理解し、適切に対処することで、安全なインターネットライフを送りましょう。