IPadで手書きモードにするにはどうすればいいですか？

iPadを手書きノートに変える！ 知っておきたい手書きモード活用術

iPadは、Apple Pencilとの組み合わせで、まるで紙とペンのような自然な手書き体験を実現できます。授業のノート、会議の議事録、スケッチ、アイデア出しなど、様々なシーンで活躍する手書きモード。すでに多くの方が活用されていると思いますが、今回は基本的な設定から、さらに便利に活用するためのヒントまで、掘り下げてご紹介します。

1. 基本の手書きモードへの切り替え

ご存知の通り、iPadで手書きを始めるのは簡単です。多くのアプリで、画面上部に表示される「マークアップツールバー」からペンツールを選択するだけで、すぐに手書き入力に切り替えることができます。

• 標準アプリ: メモ、メール、Pagesなど、多くのApple純正アプリでマークアップツールバーが利用可能です。
• 対応アプリ: GoodNotes、Notability、Procreateなどの人気アプリも、もちろんApple Pencilに対応しています。それぞれのアプリで、より高度な手書き機能を利用できます。

2. ペン先の種類と色のカスタマイズ

マークアップツールバーには、ペン、マーカー、鉛筆、消しゴムなど、様々なツールが用意されています。それぞれのツールを選択すると、さらにペンの太さや色をカスタマイズできます。

• 太さ: 細字から太字まで、用途に合わせて調整できます。
• 色: 標準色に加え、カラーピッカーを使って自由に色を作成できます。
• 透明度: マーカーツールでは、透明度を調整することで、下にある文字やイラストを透けさせることができます。

3. Apple Pencilの活用でさらに快適に

Apple Pencilを使うことで、手書きの精度と表現力が格段に向上します。

• 筆圧感知: 筆圧によって線の太さや濃さを変えることができるので、繊細な表現が可能です。
• 傾き検知: ペンを傾けることで、まるで本物の鉛筆のように影をつけたり、太い線を引いたりできます。
• ジェスチャー: ダブルタップでツールを切り替えたり、消しゴムに切り替えたりするなど、効率的な操作が可能です。（対応機種によります）

4. iPadOS 14以降で進化した手書き機能

iPadOS 14以降では、「Scribble（スクリブル）」という便利な機能が追加されました。

• 手書き文字認識: 手書きで書いた文字を自動的にテキストに変換できます。検索やテキスト編集に便利です。
• 図形の認識: 手書きで描いた図形を、自動的に綺麗な図形に修正してくれます。
• データ検出: 手書きで書いた電話番号やメールアドレスを認識し、タップするだけで電話をかけたり、メールを送ったりできます。

これらの機能は、設定アプリの「Apple Pencil」から有効にできます。

5. 手書きノートアプリの選び方

iPadで本格的な手書きノートを作成したい場合は、専用のアプリを使うのがおすすめです。

• GoodNotes: 多機能で使いやすい、定番の手書きノートアプリ。
• Notability: 音声録音機能が充実しており、講義や会議のノートに最適。
• Procreate: プロレベルのイラスト制作にも対応できる、高機能なペイントアプリ。

それぞれのアプリには、独自の機能や特徴があります。無料体験版などを試してみて、自分に合ったアプリを選びましょう。

まとめ

iPadの手書きモードは、使い方次第で、あなたの学習や仕事、クリエイティビティを大きくサポートしてくれる強力なツールです。ぜひ、この記事を参考に、iPadを手書きノートとして最大限に活用してみてください。

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