IPhoneの自動変換をオフにするには？

iPhoneの自動変換機能、便利ですが、時として邪魔に感じることもありますよね。誤変換が多い、自分の独特の言葉遣いを理解してくれない、そもそも予測変換自体が不要、など、無効にしたくなる理由は様々です。この記事では、iPhoneの自動変換機能をオフにする方法を、様々な角度から解説します。単なる手順だけでなく、それぞれの設定項目がどのような影響を与えるのか、具体的な例を交えながら詳しくご説明します。

まず、最も基本的な自動変換の無効化方法です。これは、予測変換全体をオフにする方法です。

ステップ1：設定アプリを開く

iPhoneのホーム画面にある歯車アイコンの「設定」アプリをタップします。

ステップ2：「一般」を選択する

設定アプリのメニューから「一般」を選択します。多くの設定項目が表示されますが、焦らず「一般」を探しましょう。

ステップ3：「キーボード」を選択する

「一般」の中に「キーボード」という項目があります。これをタップします。ここで、キーボードに関する様々な設定項目が表示されます。

ステップ4：「予測」または「予測テキスト」をオフにする

iOSのバージョンによって表記が異なりますが、「予測」、「予測テキスト」、「予測候補」といった項目を探しましょう。この項目の右側に、緑色のトグルスイッチがあります。これがオンになっている状態が「自動変換ON」、オフになっている状態が「自動変換OFF」です。 トグルスイッチを左にスライドさせてオフにすれば、自動変換機能が無効になります。

これで、基本的な自動変換機能はオフになります。しかし、iOS16以降では、さらに細かい設定が可能になりました。自動変換はオフにしても、入力欄に予測候補が表示されることがあります。これ自体をオフにしたい場合は、次のステップに進みましょう。

ステップ5：入力欄での予測候補の表示をオフにする(iOS 16以降)

iOS 16以降では、上記の手順で「予測」をオフにしても、入力欄に予測候補が表示される場合があります。これは、入力欄に直接表示される予測候補の表示・非表示を個別に設定できるようになったためです。この予測候補の表示を完全に消したい場合は、以下の方法を試してみてください。

残念ながら、この設定項目は明確な名称で存在しません。そのため、設定アプリ内をくまなく探す必要があり、iOSバージョンによっても若干位置が異なる可能性があります。 しかし、一般的に「キーボード」設定内に関連する設定項目（例：「クイックパス」や「オートコレクト」等の設定項目付近）があります。 それらの設定項目を確認し、予測候補の表示に関係する項目を探してみてください。 もし見つからない場合は、iOSのアップデート状況を確認し、最新のアップデートが適用されているか確認することをお勧めします。

以上の手順で、iPhoneの自動変換機能を完全に無効化し、手打ち入力のみで快適に文字入力ができます。 しかし、自動変換を完全にオフにすることで、誤字脱字が増える可能性があるため、自分の入力スタイルに合わせて設定する必要があります。 必要に応じて、オンオフを切り替えて使い分けるのも良いでしょう。 快適なタイピング環境を構築するために、ぜひ色々な設定を試してみてください。