小学生料金はいつまで使えますか？

小学生料金の利用期間

JRの小学生料金は、小学校の卒業年度の3月31日まで利用できます。文部科学省が定める学年度は4月1日から3月31日までであるため、卒業式後のその年度末までは小学生料金が適用されます。

具体的には、小学生料金は以下のように利用できます。

• 乗車券（きっぷ）： 小学生は、卒業年度の3月31日まで小学生料金で購入できます。
• 定期券： 小学生は、卒業年度の4月1日から3月31日まで有効な定期券を購入できます。定期券は、その年度末までの残期間分を払い戻すことができます。
• 特急券： 小学生は、卒業年度の3月31日まで小学生料金で購入できます。

注意事項

ただし、JR各社によって適用条件が異なる場合があるので、事前に確認することが重要です。例えば、以下の点に注意が必要です。

• ICカードの場合： 一部のJR各社では、ICカードを使用して小学生料金を利用する場合、事前に小学生向けの登録が必要になる場合があります。
• 私鉄の場合： 一部の私鉄では、小学生料金の設定がJRとは異なる場合があります。
• 年齢確認： 乗車時に年齢を確認される場合があるので、生徒手帳や学生証などの身分証明書を携帯しておくとよいでしょう。

また、以下の場合にも注意が必要です。

• 卒業式当日： 卒業式当日は、まだ卒業年度中のため、小学生料金が適用されます。ただし、制服を着ているなどの理由で小学生と判断できない場合は、通常運賃を請求される場合があります。
• 年度末後の利用： 卒業年度の3月31日以降は、中学生料金が適用されます。うっかり小学生料金で乗車した場合は、不足額を支払う必要があります。

JRの小学生料金は、お子様の通学や旅行に役立てることができます。利用期間を理解しておき、適切に活用しましょう。