アイコスは預け入れ荷物として預けられますか？

IQOS、空の旅のお供に？ 預け入れ荷物NG！機内持ち込みの注意点

加熱式たばこIQOS。愛煙家にとって、もはや欠かせないアイテムとなっている方も多いのではないでしょうか。旅行や出張など、飛行機を利用する際にも、手放したくないと思うのは当然のこと。しかし、IQOSを飛行機に持ち込む際には、いくつか注意すべき点があります。特に重要なのは、IQOSは預け入れ荷物としてはNGだということです。

IQOS本体にはリチウムイオン電池が内蔵されています。このリチウムイオン電池は、発火の危険性があるため、航空会社では預け入れ荷物として受け付けていません。万が一、貨物室で発火事故が発生した場合、消火活動が困難であり、大きな事故につながる可能性があるからです。そのため、IQOSは必ず機内持ち込み手荷物として持ち込む必要があります。

機内持ち込みであっても、いくつか守らなければならないルールがあります。まず、機内での充電は厳禁です。離着陸時だけでなく、飛行中も充電することはできません。IQOSを使用したい場合は、搭乗前にフル充電しておきましょう。また、予備のバッテリーを持ち込む場合も、機内持ち込み手荷物として扱われます。規定数量を超えないように注意し、保護ケースに入れて持ち運ぶようにしましょう。

さらに、国や航空会社によっては、加熱式たばこの使用自体が禁止されている場合もあります。渡航先の規制や航空会社のルールを事前に確認しておくことが重要です。例えば、シンガポールでは加熱式たばこの持ち込み自体が禁止されています。うっかり持ち込んでしまうと、罰金などの厳しい罰則が科せられる可能性があるので、十分に注意が必要です。

IQOSに限らず、電子機器の持ち込みについては、各航空会社のウェブサイトで詳細な情報が提供されています。事前に確認し、不明な点は航空会社に直接問い合わせることをお勧めします。

また、空港のセキュリティチェックでは、IQOSを他の電子機器と同様に、カバンから取り出して検査を受ける必要があります。スムーズな検査のために、あらかじめ準備しておきましょう。特に、予備のバッテリーやクリーニングスティックなどは、まとめてポーチに入れておくと便利です。

加熱式たばこは、従来の紙巻きたばこと比べて、煙や臭いが少ないというメリットがあります。しかし、飛行機内は密閉された空間であり、周囲への配慮は不可欠です。機内で使用したい場合は、周りの乗客に迷惑がかからないよう、喫煙エリアの有無やルールを確認しましょう。多くの航空会社では、機内での喫煙は全面的に禁止されています。電子たばこであっても、使用が認められていない場合があるので、注意が必要です。

快適な空の旅を楽しむためにも、IQOSの持ち込みルールをしっかり守りましょう。事前の準備と確認を怠らず、安全で安心なフライトを実現してください。そして、旅行先でも、現地のルールやマナーを尊重し、楽しい時間を過ごしましょう。