オーストラリアに現金をいくら持っていく必要がありますか?

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オーストラリアへの渡航では、現金の持ち込み額は個人の旅行計画と滞在期間によって異なります。ただし、1万豪ドル(日本円換算約85万円)以上の現金を持ち込む際は、必ず税関申告が必要です。 これは日本円を含むすべての通貨の合計額です。申告を怠ると罰則が科せられる可能性があるので注意しましょう。

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オーストラリア旅行、現金の持ち込み額はいくらが適切?賢い予算計画と申告義務

オーストラリア旅行を計画する際、現金をいくら持っていくべきかは悩ましい問題です。両替レート、海外でのカード利用手数料、治安、そして何より自分の旅行スタイルを考慮する必要があるからです。この記事では、オーストラリア旅行における現金の持ち込みに関する適切な金額と、知っておくべき税関申告義務について解説します。

現金の必要額は旅行スタイルで大きく変わる

まず大前提として、現金の必要額は、あなたの旅行スタイルによって大きく異なります。

  • バックパッカー: 宿泊は安価なホステル、食事は自炊やローカルフード中心、移動は公共交通機関というバックパッカーであれば、比較的少額の現金で済むでしょう。例えば、1週間程度の滞在であれば、1日あたり50〜100豪ドル(約4,250円〜8,500円)程度を見積もると良いでしょう。
  • ホテル滞在&レストラン利用: ホテルに宿泊し、レストランでの食事が中心であれば、より多くの現金が必要になります。1日あたり150〜300豪ドル(約12,750円〜25,500円)程度を見積もっておくと安心です。
  • アクティビティ参加: グレートバリアリーフでのダイビング、エアーズロックのツアーなど、アクティビティに参加する場合は、さらに現金が必要になります。アクティビティによっては事前にオンラインで予約・支払いができる場合もありますが、現地でしか申し込めないものもあるので、ある程度の現金を用意しておくと便利です。

クレジットカードと現金の賢い使い分け

近年、オーストラリアではキャッシュレス決済が普及しており、ほとんどの場所でクレジットカードが利用可能です。そのため、多額の現金を持ち歩く必要はありません。

  • クレジットカードのメリット: 盗難・紛失のリスクが低い、高額な支払いに便利、ポイントが貯まる
  • クレジットカードのデメリット: 海外事務手数料がかかる、利用できる場所が限られる場合がある

クレジットカードをメインに使い、少額の支払いやチップ、屋台など、現金しか使えない場合に備えて、ある程度の現金を用意するのがおすすめです。

税関申告義務:1万豪ドル以上の持ち込みは申告必須

オーストラリアに1万豪ドル(日本円換算約85万円)以上の現金を持ち込む場合は、必ず税関申告が必要です。これは、日本円を含むすべての通貨の合計額です。申告を怠ると、罰則が科せられる可能性がありますので、注意が必要です。

  • 申告方法: 入国カードの該当欄にチェックを入れ、税関職員に申告します。
  • 申告の理由: マネーロンダリングやテロ資金供与を防止するため

その他:両替のタイミングと場所

現金を両替するタイミングと場所も重要です。

  • 日本での両替: 空港や銀行で両替できますが、レートはあまり良くない場合があります。
  • オーストラリアでの両替: 空港、銀行、両替所で両替できます。レートを比較してから両替することをおすすめします。
  • ATMの利用: オーストラリアのATMで現地通貨を引き出すことも可能です。ただし、利用手数料がかかる場合があります。

まとめ

オーストラリア旅行における現金の持ち込み額は、旅行スタイルや滞在期間によって異なりますが、クレジットカードをメインに使い、少額の支払いやチップ、屋台などに備えて、ある程度の現金を用意するのがおすすめです。1万豪ドル以上の現金を持ち込む場合は、必ず税関申告を行いましょう。

事前にしっかりと予算を立て、賢く現金とクレジットカードを使い分けることで、より快適なオーストラリア旅行を楽しんでください。