コモドオオトカゲは日本で見れる？

コモドオオトカゲの日本での生息地

コモドオオトカゲは、インドネシアに属するコモド島やリンチャ島、フローレス島などに生息する大型のトカゲです。日本本土には生息していません。

日本国内でコモドオオトカゲを観察できる施設

とはいえ、日本国内でもコモドオオトカゲを観察できる施設があります。それが、名古屋市東山動植物園です。東山動植物園では、世界最大級のコモドオオトカゲを飼育しており、間近でその迫力ある姿を眺めることができます。

東山動植物園のコモドオオトカゲ

東山動植物園のコモドオオトカゲは、体長約3メートル、体重約160キログラムにもなる巨体です。その巨大な体格と、鋭い爪や牙が特徴的です。コモドオオトカゲは、爬虫類の中でもトップクラスの捕食者で、シカやイノシシなどの大型の哺乳類を捕食します。

生態と威容

コモドオオトカゲは、日中は岩陰や木陰に潜んでおり、夜間になると活動的になります。優れた嗅覚と聴覚を駆使して獲物を探し、待ち伏せ攻撃をしかけます。コモドオオトカゲには、獲物の血を感知する機能を持った唾液腺があり、獲物に噛み付いた際に唾液が相手に入り込むと、それが獲物の血を凝固させ、徐々に弱らせていきます。

日本の動物園でコモドオオトカゲを観る意義

日本で見られるコモドオオトカゲは、東山動植物園だけです。動物園でコモドオオトカゲを観察することで、その生態や威容を直接体感することができます。世界最大級の爬虫類を間近で見られることは、貴重な経験となるでしょう。