免税で買った商品は開けてもいいですか？

免税品を開封するとどうなる？

免税店で購入した商品は、開封すると日本の消費税の対象となる可能性があります。そのため、パッケージに「開封禁止」と書かれていたり、外国語で同様の記載があった場合は、必ず守る必要があります。

免税品の開封禁止の理由

免税品は、日本国外で消費することを目的として販売されています。開封禁止の理由は、免税品を日本国内で消費することを防ぐためです。

もし免税品が日本国内で消費された場合、税関による調査の対象となることがあります。これにより、関税や消費税などの追徴課税を受ける可能性があります。

開封を避けるべき免税品

特に注意が必要なのは、次の種類の免税品です。

• 香水、化粧品、アルコール飲料: これらの商品は、開封すると香料やアルコールが揮発して内容量が変化するため、開封禁止です。
• ブランド品: 高級ブランド品の多くは、開封するとシリアルナンバーや保証書が無効になる場合があります。
• 家電製品: 電化製品は、開封すると使用されたかどうかの判断が難しいため、開封禁止です。

開封して旅行中に使用する免税品

一部の免税品は、旅行中に開封して使用することができます。ただし、パッケージに「開封禁止」と書かれていないことが条件です。

• 旅行用洗面用具: 歯ブラシ、シャンプー、石鹸などは開封して使用できます。
• お菓子、飲料: 旅行中に消費する分については開封しても問題ありません。
• 医薬品: 旅行中の使用に必要な医薬品は開封できます。

開封禁止の免税品を誤って開封してしまった場合は、税関に申告して消費税を納付する必要があります。