出入国カードの住所の書き方は?

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出入国カードの住所欄は、英語で記入します。 国名、都道府県名、市区町村名、番地、アパート名(あれば)を記載します。 正確な表記が重要なので、パスポートの情報と照らし合わせて記入しましょう。 詳細な住所情報は、海外旅行時のトラブルを回避する上で重要です。
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出入国カードの住所記入、意外と難しい?トラブル回避のための完全ガイド

海外旅行の際に必ず提出を求められる出入国カード。パスポートと並んで重要な書類ですが、その記入方法、特に住所欄の書き方について、戸惑う方も多いのではないでしょうか。わずかな記入ミスが、入国拒否や滞在中のトラブルに繋がる可能性も秘めているため、正確な記入は必須です。この記事では、出入国カードの住所欄を正確に記入するための方法を、分かりやすく解説します。

まず大前提として、出入国カードの住所欄は英語で記入します。日本語で記入しても受け付けてもらえない可能性が高いので、必ず英語で書きましょう。ただし、ローマ字表記は、パスポートの表記と完全に一致させる必要があります。パスポートに記載されている住所と異なる表記で記入すると、入国審査官から不審に思われ、入国を拒否される可能性があります。パスポートを常に傍らに置き、照らし合わせながら記入することが非常に重要です。

では、具体的にどのような情報を記入すれば良いのでしょうか? 一般的には以下の情報が必要になります。

  1. 国名 (Country): “JAPAN”と大文字で記入します。国名表記に揺らぎはありませんので、確実に”JAPAN”と書きましょう。

  2. 都道府県名 (Prefecture): 例えば、東京都であれば”Tokyo”、大阪府であれば”Osaka”のように、英語表記で記入します。カタカナ表記ではなく、英語の表記を確認しましょう。観光地など、英語表記に複数のバリエーションがある場合、パスポートの表記を優先します。

  3. 市区町村名 (City/Town/Village): これは、住所の特定に非常に重要な要素です。例えば、東京都渋谷区であれば”Shibuya-ku”、大阪市中央区であれば”Chuo-ku”のように記入します。区、市、町、村といった区分の英語表記も正確に確認しましょう。一部地域では、”City”、”Town”、”Village”といった単語が正式名称の一部として含まれる場合もありますので、パスポートをよく確認してください。

  4. 番地 (Street Address/Building Number): 建物の番号や通りの名前を記入します。マンションなどの場合は、建物名と部屋番号も必要です。 例えば”1-1-1, Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo”のように、数字とカンマを正確に使いましょう。ハイフンも正確に使い、数字とアルファベットを明確に区別しましょう。

  5. アパート名等 (Apartment Name/Building Name): マンション名やアパート名、ホテル名などを記入します。例えば、”〇〇Hotel”、”〇〇Apartment Building”のように英語で書きましょう。 部屋番号も併記する必要があります。”Room Number 123″ のように記述しましょう。

上記の情報に加え、郵便番号を記入する欄がある場合もあります。これも正確に記入しましょう。

住所の記入は、見た目以上に正確さが求められます。少しでも不明瞭な点があれば、事前にインターネットで正しい英語表記を確認したり、宿泊施設などに問い合わせて確認したりするなど、入念な準備を心がけましょう。些細なミスが大きなトラブルに発展する可能性があることを理解し、時間をかけて丁寧に記入することが重要です。

最後に、記入した住所がパスポートの住所と完全に一致していることを、再度確認しましょう。入国審査の際にスムーズに手続きを進めるためにも、正確な情報記入を徹底してください。 楽しい海外旅行のためにも、この小さなステップを確実に踏んでいきましょう。