出産後、いつから海外に行ける？

赤ちゃんとの初めての海外旅行：いつから行ける？準備と注意点

「赤ちゃんとの海外旅行」 夢と希望に満ち溢れている一方で、初めての育児と重なり不安も多いのではないでしょうか？
「一体いつから連れていけるの？」「飛行機は大丈夫なの？」 そんな疑問にお答えします。

結論から言うと、赤ちゃんは生後8日目以降であれば、国内線・国際線ともに飛行機に搭乗できます。生後7日以内は搭乗できませんので注意が必要です。航空機の飛行自体は赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼすとはされていません。

しかし、大切なのは赤ちゃんの体調とペースを最優先に考えることです。 生後間もない赤ちゃんは、まだ免疫力が弱く、環境の変化に敏感です。そのため、安易に「大丈夫だろう」と判断せず、必ず事前に医師に相談し、赤ちゃんの健康状態や渡航の可否、注意点などを確認しましょう。

渡航時期の目安

赤ちゃんの発育や体調には個人差がありますが、一般的には以下の時期を目安に検討すると良いでしょう。

• 生後3ヶ月〜6ヶ月頃: 首が座り、生活リズムも比較的安定してきます。
• 生後6ヶ月〜1歳頃: 離乳食も始まり、赤ちゃんの体力がついてきます。
• 1歳以降: 歩けるようになり、行動範囲も広がります。

ただし、上記はあくまで目安です。赤ちゃんの成長に合わせて、無理のない計画を立てましょう。

安全で快適なフライトのために：準備と注意点

1. 飛行機の予約:

• 多くの航空会社では、生後8日〜2歳未満の赤ちゃんは「幼児運賃」で搭乗できます。
• バシネット（ベビーベッド）の貸し出しは、航空会社や座席クラスによって異なります。事前に予約状況を確認しましょう。
• ミルクやオムツ替えなど、赤ちゃんのお世話に便利な、通路側の席や最前列付近の席をリクエストしましょう。

2. 荷物:

• 機内持ち込み用のバッグには、ミルク、哺乳瓶、おむつ、おしりふき、着替え、おもちゃなど、フライト中に必要なものをまとめておきましょう。
• 液体ミルクやベビーフードは、機内持ち込み制限の対象外となる場合があります。事前に航空会社のルールを確認しておきましょう。

3. 現地での滞在:

• 宿泊先には、ベビーベッドの貸し出しや、ベビーカーの利用可否など、事前に確認しておきましょう。
• 日本の粉ミルクが手に入りにくい場合もあります。必要な場合は、日本から持参するか、事前に購入できる場所を調べておきましょう。
• 現地の気候に合わせた服装を準備し、特に日差し対策は万全にしましょう。

4. その他:

• 旅行保険には必ず加入し、赤ちゃんも補償対象に含まれているか確認しましょう。
• 現地で体調を崩した場合に備え、日本語対応可能な病院の情報も収集しておくと安心です。

赤ちゃんとの初めての海外旅行は、準備と心の準備が大切です。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて、素敵な思い出を作りましょう。