海外でブランドを買うと税金はいくらかかりますか?

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海外で購入した商品の合計金額が20万円を超える場合、課税対象額は購入価格の6割となります。この金額に消費税(7.8%)と地方消費税(2.2%)を合わせた10%が課税され、これが支払うべき税額となります。

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海外ブランドの購入にかかる税金

海外でブランド品を購入する際には、帰国後に税金が課される場合があります。課税の対象となるのは、免税額を超えた購入金額です。

免税額

海外から持ち帰る商品の免税額は、原則として20万円です。この金額を超えた場合は、輸入関税と消費税が課されます。

課税対象額

課税対象額は、購入価格の6割です。つまり、免税額を超えた購入金額のうち、4割は税金計算から除かれます。

税率

課税対象額に対して、以下の税率が適用されます。

  • 消費税:7.8%
  • 地方消費税:2.2%

合計税額

課税対象額に消費税と地方消費税を合計した10%が、支払うべき税額となります。

海外で30万円のブランド品を購入した場合、課税対象額は次のようになります。

  • 購入価格:30万円
  • 免税額:20万円
  • 課税対象額:30万円 – 20万円 = 10万円

この課税対象額に10%の税率を適用すると、支払うべき税額は次のようになります。

  • 税額:10万円 × 10% = 1万円

注意事項

  • 課税対象額は、購入価格に送料や保険料などを含めた総額です。
  • 免税店で購入した商品は、免税額の対象になりません。
  • 使用目的は関係なく、新品・中古品ともに課税されます。
  • 税金の支払いは、帰国時に税関で行います。
  • 税金を免れるために虚偽の申告を行うことは違法です。

まとめ

海外からブランド品を購入する際には、免税額と課税対象額を把握し、帰国時に適切な税金を支払うことが重要です。税金の支払いを忘れると、追加の税金や罰金が課される可能性があります。