飛行機に乗せてはいけないものは何ですか?

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機内持ち込み禁止品には、爆発物や可燃物の他、酸化性物質、毒物、放射性物質、腐食性物質などがあります。漂白剤、瞬間冷却剤、化学反応で発熱する加熱式弁当、スプレー式殺虫剤なども危険物に該当するため持ち込めない場合があります。事前に航空会社や空港の規定を確認しましょう。

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知っておくべき!飛行機に持ち込めない意外なもの・盲点になりやすいもの

飛行機での旅行は、手軽に遠方へ行ける便利な移動手段ですが、安全な空の旅のために、持ち込み禁止品が細かく定められています。爆発物や可燃物といった危険物は当然として、意外なものや、うっかり持ち込んでしまいそうなものも持ち込みが禁止されている場合があります。今回は、特に注意したい持ち込み禁止品について、詳しく解説します。

1. 電池・モバイルバッテリー:種類と容量に注意!

スマートフォンやカメラの充電に欠かせないモバイルバッテリーですが、リチウムイオン電池を使用している場合、容量によっては持ち込みが制限されます。一般的に、160Whを超えるものは持ち込みも預け入れもできません。100Whを超え160Wh以下のものは、航空会社の許可が必要です。

また、予備のリチウムイオン電池は、短絡防止のため、個別に保護ケースに入れるか、テープなどで端子を絶縁する必要があります。機内預け入れは基本的に不可で、必ず機内持ち込みにしましょう。

2. 化粧品・医薬品:意外な落とし穴

化粧品や医薬品も、種類によっては持ち込みが制限されます。アルコール度数が70%を超えるものは、引火性があるため持ち込みも預け入れもできません。スプレー式のヘアスプレーや制汗剤も、容量によっては持ち込みが制限される場合があります。

また、液体の持ち込み制限(100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れる)が適用されるものもあります。医薬品に関しては、処方箋のコピーや医師の診断書があるとスムーズに検査を通過できる場合があります。

3. スポーツ用品・アウトドア用品:油断大敵!

スポーツ用品やアウトドア用品にも、持ち込み禁止品が含まれていることがあります。例えば、キャンプで使用するガス缶や、登山で使用する酸素ボンベは、高圧ガスが含まれているため持ち込みも預け入れもできません。

釣りで使用する釣り針やナイフも、凶器になりうるため機内持ち込みは禁止されています。預け入れ荷物に入れるようにしましょう。

4. 食品:意外なものがNG!

食品に関しても、持ち込みが制限されるものがあります。特に注意したいのが、水分を多く含む食品です。例えば、液体状に近いジャムや、ヨーグルトなどは、液体の持ち込み制限が適用される場合があります。

また、強い臭いを発する食品(例えば、ドリアンやシュールストレミングなど)は、他の乗客に迷惑をかける可能性があるため、航空会社の判断によって持ち込みを拒否されることがあります。

5. その他:見落としがちなもの

  • ライター: 喫煙者の方は注意が必要です。通常、使い捨てライターは1人1個まで持ち込み可能ですが、オイルライターやターボライターは持ち込みが制限される場合があります。
  • ハサミ:刃渡り6cmを超えるハサミは、機内持ち込みは禁止されています。
  • 工具: ドライバーやレンチなどの工具も、凶器になりうるため機内持ち込みは禁止されています。

出発前に必ず確認を!

上記以外にも、航空会社や国によって持ち込み禁止品の規定が異なる場合があります。出発前に必ず利用する航空会社のウェブサイトを確認し、不明な点は事前に問い合わせるようにしましょう。また、保安検査場では係員の指示に従い、スムーズに検査を受けられるように準備しておきましょう。安全な空の旅のために、ご協力をお願いいたします。