在留期間更新が遅れた場合どうすればいいですか？

在留期間更新を遅らせた場合の対処法

在留期間が過ぎてしまったことに気付いた場合は、速やかに出入国在留管理局（入管）に出頭することが不可欠です。そのまま放置すると不法滞在となり、強制退去処分を受ける可能性があります。

期限内更新の可否

期限切れから2ヶ月以内の場合は、更新が認められる可能性が高いとされています。ただし、個々の事情によって判断が異なります。例えば、やむを得ない事情があった場合や、更新申請をしようとしていたが手続きが間に合わなかった場合などには、期限超過後の申請でも認められる可能性があります。

期限超過後の申請

期限切れから2ヶ月以上経過した場合は、更新が認められにくくなります。入管の裁量で許可される場合もありますが、条件付き在留が認められたり、国外退去命令が出されたりする可能性もあります。

出頭方法

入管への出頭は、本人自ら行う必要があります。代理人では対応してもらえません。必要な書類は、パスポート、在留カード、更新申請書などです。更新申請書は、入管のウェブサイトや各地方出入国在留管理局で入手できます。

出頭後の手続き

入管に出頭すると、事情聴取が行われます。やむを得ない事情があったことを証明する書類があれば提示しましょう。その後、更新申請書を提出します。申請が認められれば、新しい在留カードが発行されます。

早めの相談が重要

在留期間の更新を遅らせた場合は、不法滞在や強制退去処分を避けるためにも、早急に相談することが重要です。行政書士や弁護士などの専門家に相談することで、適切なアドバイスを受けられるでしょう。

注意点

• 不法滞在は犯罪です。期間が長ければ長いほど、重い処分を受ける可能性があります。
• 在留期間の更新は、期限内に申請することが原則です。やむを得ない事情があった場合は、そのことを証明する必要があります。
• 更新申請が認められなかった場合でも、国外退去を猶予してもらえる可能性があります。入管の判断に従いましょう。