「午後」を表す「PM」とはどういう意味ですか？

PMってなんだ？ 午後の謎を解き明かそう！

「午後2時」とか「午後5時」ってよく聞きますよね。でも、その「午後」を表す「PM」って、一体どういう意味か、考えたことはありますか？

実は、PMはラテン語の “post meridian” の略で、日本語に訳すと 「正午の後」 になります。つまり、PMは 「午前12時（正午）を過ぎた時間帯」 を指すのです。

簡単に言うと、

• AM：午前（ante meridian：正午の前）
• PM：午後（post meridian：正午の後）

このように、AMとPMは1日を2つに分ける指標として使われています。

では、なぜ「正午」が分岐点なのでしょうか？ それは、太陽の動きと密接に関係しています。古代の人々は、太陽が最も高く昇る時刻を「正午」と定め、そこから太陽が沈むまでの時間を「午後」、太陽が昇るまでの時間を「午前」と呼んでいました。

現代では、時計が普及し、時間の概念もより精密になりましたが、AMとPMは依然として、午前と午後を明確に区別する便利な表現として使われています。

しかし、注意すべき点は、12時という表記はAMでもPMでもあり得るということです。例えば、「午前0時」は「AM 12:00」、 「午後0時」は「PM 12:00」と表記されます。このため、12時を見る際は、午前か午後かをきちんと確認することが重要です。

「PM」という略語は、私たちの日々の生活の中で頻繁に目にするものですが、その意味を改めて考えてみると、古代の人々の時間に対する考え方や、太陽との深い関わりを感じることができます。時間を意識しながら、PMの時間を有効活用し、充実した一日を過ごしましょう！