イギリスで棚は英語で何といいますか?

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イギリス英語で、物が置ける水平な台は「shelf」です。 戸棚は「cabinet」、引き出しのある収納家具は「chest」と呼ばれます。 これらの単語は、収納家具の種類によって使い分けられます。

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イギリス英語、棚だけじゃない!収納家具の呼び方徹底比較

イギリス英語に触れる機会が増えてきたけれど、「棚」ひとつをとってもアメリカ英語とどう違うんだろう?そう思ったことはありませんか?この記事では、イギリス英語における「棚」の呼び方「shelf」を中心に、関連する収納家具の呼び方について掘り下げて解説します。

「shelf」は万能選手?

結論から言うと、イギリス英語でもアメリカ英語でも、壁に取り付けられたり、本棚のように独立して存在する「棚」は、基本的に「shelf」(複数形はshelves)でOKです。これは、本の収納、装飾品のディスプレイ、日用品の整理など、幅広い用途に使われます。

しかし、注意したいのは、文脈によって他の単語を使った方がより適切になる場合があるということです。例えば、組み込み式の棚、特に食品を収納する棚の場合は、「larder」という単語が使われることがあります。「Larder」は、食料庫、食品貯蔵庫といった意味合いが強く、特に古い家屋や田舎の家でよく見られます。

「cupboard」の幅広い意味合い

「cupboard」は、日本語の「戸棚」に近い意味を持ちますが、その用途は非常に広いです。食器棚、食品棚、掃除道具入れなど、扉のついた収納スペース全般を指します。壁に取り付けられた小さな戸棚から、床から天井まである大きな戸棚まで、様々な種類のものが「cupboard」と呼ばれます。キッチンだけでなく、リビングや寝室にも置かれることがあります。

引き出しは「drawer」?それとも「chest of drawers」?

引き出しは、アメリカ英語と同様に「drawer」と呼ばれます。しかし、引き出しが複数段ある収納家具全体のことを指す場合は、「chest of drawers」と言うのが一般的です。「dresser」という単語も、似たような意味で使われますが、より洗練された印象があります。

イギリス英語ならではの表現:収納ケースは?

収納ケースやコンテナを指す場合、アメリカ英語では「bin」が一般的ですが、イギリス英語では「container」や「storage box」と言うことが多いです。「bin」は、ゴミ箱や資源ごみを入れる容器を指すことが多いので、文脈によっては誤解を招く可能性があります。

まとめ:状況に応じて適切な単語を選ぼう!

「shelf」は基本を押さえておけば問題ありませんが、イギリス英語で収納家具について話す際は、以下の点に注意すると、より自然な会話ができます。

  • 文脈を考慮する: どんな種類の物を収納するのか、どこに設置されているのかを考慮して、適切な単語を選ぶ。
  • 「cupboard」の汎用性を理解する: 戸棚状のものは、基本的に「cupboard」で表現できることを覚えておく。
  • 「drawer」と「chest of drawers」を使い分ける: 引き出し単体と、引き出しが複数ある家具全体で言い方を使い分ける。
  • 「bin」はゴミ箱、収納ケースは「container」や「storage box」: 誤解を避けるために、収納ケースを指す場合は別の単語を使う。

これらのポイントを押さえて、イギリス英語での収納家具に関する会話をスムーズに進めてくださいね!