ウォレットのPASMOをカードに戻す方法はありますか？

PASMOをApple Payからカードに戻すことはできない？ その理由と注意点

PASMOをApple Payに登録して便利に利用している方も多いと思いますが、ふとしたきっかけで「やっぱりカードに戻したい」と思うこともあるかもしれません。しかし残念ながら、一度Apple Payに登録したPASMOを元のカードに戻すことはできません。

この記事では、その理由と、もしカード型のPASMOが必要になった場合の対処法について詳しく解説します。

なぜカードに戻せないのか？

Apple PayにPASMOを登録する際、カードに記録されていたPASMOの情報は、Apple Payのサーバーに移行されます。これにより、物理的なカードを持ち歩かなくても、iPhoneやApple WatchでPASMOを利用できるようになるのです。

しかし、この移行処理によって、元のカードは利用できなくなります。カードの情報は完全にApple Pay側に移っており、物理的なカード自体はただのプラスチック片と化してしまうのです。これは、セキュリティ上の理由もあります。もしカードの情報をApple Payとカードの両方で同時に利用できる状態だと、不正利用のリスクが高まってしまいます。

もしカード型のPASMOが必要になったら？

Apple Payに登録したPASMOをカードに戻すことはできませんが、カード型のPASMOが必要になった場合は、以下の方法で新たに発行することができます。

• 新規PASMOの購入: 駅の券売機やバス営業所などで、新たにカード型のPASMOを購入することができます。
• 定期券機能が必要な場合: 定期券機能を利用したい場合は、定期券売り場で新規購入の手続きを行いましょう。
• 小児用PASMOの場合: 小児用のPASMOが必要な場合は、身分証明書などを持参し、定期券売り場などで手続きを行う必要があります。

注意点

• Apple Payに登録したPASMOの残高は、新しいカードに移行することはできません。新規購入したPASMOに別途チャージする必要があります。
• Apple Payに登録したPASMOの利用履歴は、Apple Payアプリ内で確認できます。

まとめ

Apple Payに一度登録したPASMOをカードに戻すことはできませんが、新たにカード型のPASMOを購入することで、引き続きカード型のPASMOを利用することができます。Apple Payの便利さと、カード型の安心感を状況に応じて使い分けるのも良いかもしれません。

もし、PASMOをApple Payに登録するか迷っている場合は、これらの点を考慮して検討してみてください。