クレジットカードが届いたら何をするべき？

クレジットカードが届いたら、まず最初にやるべき５つのこと：安全なスタートを切るために

待ちに待った新しいクレジットカードが手元に届いた時、高揚感とともに「早く使いたい！」という気持ちになるのは当然です。しかし、その前に少しだけ落ち着いて、安全にカードを利用開始するための準備をしましょう。ここでは、クレジットカードが届いたら真っ先に行うべき５つのことをご紹介します。これらをきちんと行うことで、不正利用のリスクを減らし、快適なカードライフを送ることができます。

1. 届いたカード情報の確認：申し込み内容との照合

まず最初に、カードの表面に記載されている氏名、カード番号、有効期限などを、ご自身が申し込んだ内容と照合しましょう。住所や電話番号などの情報も、変更があればカード会社に連絡する必要があります。特に、カード番号は非常に重要な情報なので、間違いがないか慎重に確認してください。もし、申し込んだ内容と異なる場合は、カード会社に速やかに連絡し、指示に従いましょう。誤った情報が登録されたままカードを使用すると、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。

2. カード裏面への署名：不正利用対策の第一歩

カード裏面の署名欄には、必ずサインペンや油性ボールペンで署名を行いましょう。これは、万が一カードが紛失・盗難にあった際に、不正利用を防ぐための重要な対策です。署名がないカードは、お店によっては利用を断られることもあります。海外では特に、署名がないとカードを受け付けてもらえないことが多いので、必ず署名を済ませてから海外旅行に出かけるようにしましょう。署名は、漢字、ローマ字、カタカナなど、普段使っているサインで構いませんが、できるだけ他人に真似されにくいサインを選ぶことが重要です。

3. 利用明細の確認方法の確認：不正利用の早期発見

カード会社によって、利用明細の確認方法は異なります。Webサイト、アプリ、郵送など、ご自身の利用しやすい方法を選び、登録手続きを行いましょう。そして、定期的に利用明細をチェックし、身に覚えのない請求がないかを確認することが非常に重要です。最近では、カード利用ごとに通知が届くサービスを提供しているカード会社も多いので、積極的に活用しましょう。不正利用は、早期発見・早期対応が被害を最小限に抑えるための鍵となります。

4. 暗証番号の管理：他人に推測されやすい番号は避ける

暗証番号を設定している場合は、他人に推測されやすい番号（生年月日、電話番号、住所など）は避けるようにしましょう。もし、既に推測されやすい番号を設定している場合は、速やかに変更することをおすすめします。暗証番号は、カードと一緒に保管したり、メモに残したりすることは絶対に避けてください。

5. カード会社への連絡先を控えておく：紛失・盗難時の迅速な対応

万が一、カードを紛失・盗難にあった場合、すぐにカード会社に連絡する必要があります。カード会社の連絡先（電話番号）は、カードと一緒に保管したり、スマートフォンに登録しておくなど、いつでもすぐに連絡できる状態にしておきましょう。紛失・盗難の連絡をすることで、カードの利用停止手続きを行い、不正利用を未然に防ぐことができます。

これらの５つのことを行うことで、クレジットカードを安全に、そして安心して利用することができます。カードは便利なツールですが、使い方を間違えると大きなトラブルに繋がる可能性もあります。しっかりと準備をして、賢くカードを利用しましょう。