ベトナムの消防に電話するには?

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ベトナムで緊急時に消防に通報するには、局番なしの「119」をダイヤルします。この番号は21言語に対応しており、火災や緊急医療の際に消防車や救急車を要請するために使用します。

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ベトナムで火災が発生したら? 消防への通報方法と注意点

ベトナム旅行中や在住中に、火災や火災の危険性を伴う緊急事態に遭遇した場合、迅速な対応が不可欠です。 この記事では、ベトナムにおける消防への通報方法、通報時の注意点、そして通報後に行うべきことを詳しく解説します。単なる電話番号の提示にとどまらず、より安全でスムーズな対応を促す情報を提供します。

まず、最も重要なのは、ベトナムの消防への通報番号です。局番なしの「114」 をダイヤルしてください。以前は119番が使用されていましたが、現在は114番に一本化されています。この番号は無料で、24時間体制で対応しています。ただし、通話品質や言語の問題から、通報がスムーズにいかない可能性もあることを認識しておきましょう。

通報時は、以下の情報をできるだけ正確かつ簡潔に伝えましょう。焦らず、落ち着いて話すことが重要です。

  • 発生場所: 建物名、住所、交差点名など、具体的な場所を伝えましょう。地図アプリで現在地を確認し、位置情報を伝えるのも有効です。日本語で説明した後、ベトナム語で住所を伝えることができればなお良いです。 例えば、「私は現在、ハノイのホアンキエム湖の近く、[具体的な住所]にいます。」と言った後に、ベトナム語で住所を繰り返すことです。
  • 火災の種類と規模: 建物全体、部屋の一部など、火災の規模を伝えましょう。どのようなものが燃えているのか(木材、電気製品など)も重要な情報です。
  • 被害状況: 怪我人や閉じ込められている人がいるか、煙の量など、状況を詳しく説明しましょう。
  • 通報者の氏名と電話番号: 消防隊が状況確認や詳細な情報を求める際に必要になります。

通報時の注意点:

  • 冷静さを保つ: パニックになると、正確な情報を伝えにくくなります。深呼吸をして、落ち着いて通報しましょう。
  • 英語またはベトナム語: 英語が通じる可能性はありますが、ベトナム語で通報できれば、より正確な情報伝達が期待できます。簡単なベトナム語のフレーズを事前に覚えておくことをお勧めします。例えば、「Cháy nhà rồi! (チャイニャーロイ!-家が燃えています!)」などです。
  • 電話が繋がらない場合: 通報が繋がらない場合は、周囲の人に助けを求めましょう。複数人で通報を試みることで、繋がることが期待できます。近隣の住民やホテルのスタッフなどに協力を仰ぐのも有効です。
  • 通報後も冷静に: 消防隊が到着するまで、安全な場所に避難し、周辺の人々に危険を知らせましょう。火災の拡大を防ぐために、消火器を使用できる場合は適切に使用するなど、できる範囲での対応を行いましょう。

通報後:

  • 消防隊の指示に従いましょう。
  • 現場の状況を詳しく説明しましょう。
  • 被害状況を正確に伝えましょう。
  • 警察や救急隊への通報が必要な場合もあります。

ベトナムの消防システムは、日本のシステムとは異なる部分もあります。迅速な通報と冷静な対応が、被害の拡大を防ぎ、生命と財産を守る上で非常に重要です。 事前に114番を覚え、緊急時への備えをしておきましょう。 そして、もし可能であれば、簡単なベトナム語のフレーズを学習しておくことで、より迅速かつ効果的な対応が可能になります。 安全な旅行や生活のため、この記事が役立つことを願っています。