マイナンバーカードと保険証を紐づけるには何が必要ですか?

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マイナンバーカードと保険証を紐づける「マイナ保険証」の登録には、マイナンバーカードと4桁の暗証番号が必要です。登録方法は、オンラインや窓口などさまざまです。

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マイナンバーカードと保険証の紐付け、そのメリットと具体的な手順

マイナンバーカードと保険証を紐付ける「マイナ保険証」への切り替えが進められています。従来の保険証に比べて、様々なメリットがある一方で、紐付けには少し準備が必要です。この記事では、マイナ保険証のメリットと、実際に紐付けを行うために必要なもの、具体的な手順について詳しく解説します。

マイナ保険証のメリットとは?

マイナ保険証を利用することで、主に以下のメリットが挙げられます。

  • 医療費控除が簡単に: 確定申告の際に、医療費控除の手続きが簡素化されます。マイナポータルを通じて、医療費情報を自動で取得できるため、領収書を保管する必要がなくなる場合があります。
  • 転職・引越しの際の手続きが簡略化: 健康保険証の発行手続きが不要になるため、転職や引越しの際の手続きがスムーズになります。
  • 特定健診の結果が共有可能に: ご自身の同意のもと、過去の特定健診の結果を医療機関と共有することができます。これにより、より適切な医療を受けることが期待できます。
  • 薬の情報が共有可能に: 過去に服用した薬の情報が医療機関で確認できるようになります。これにより、重複投与や飲み合わせの悪い薬の処方を防ぐことができます。
  • 限度額適用認定証が不要に: 高額な医療費がかかる場合、事前に限度額適用認定証を申請する必要がありましたが、マイナ保険証を利用することで、窓口での手続きが不要になります。(医療機関によっては対応していない場合があります)

マイナ保険証の紐付けに必要なもの

マイナ保険証への紐付けには、以下のものが必要です。

  • マイナンバーカード: 紐付けの本人確認に使用します。
  • マイナンバーカードの4桁の暗証番号: マイナンバーカード交付時に設定した「署名用電子証明書」の暗証番号(英数字6~16桁)と「利用者証明用電子証明書」の暗証番号(数字4桁)が必要です。
  • スマートフォンまたはパソコン: オンラインで手続きを行う場合に必要です。スマートフォンで手続きを行う場合は、マイナンバーカード読み取りに対応した機種である必要があります。
  • (場合によっては)ICカードリーダー: パソコンで手続きを行う場合、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダーが必要になる場合があります。

マイナ保険証の紐付け手順

マイナ保険証の紐付けは、主に以下の方法で行うことができます。

  1. スマートフォンアプリ「マイナポータル」: スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールし、画面の指示に従って手続きを行います。マイナンバーカードをスマートフォンで読み込み、暗証番号を入力することで、簡単に紐付けが完了します。
  2. パソコンとICカードリーダー: パソコンにマイナポータルアプリをインストールし、ICカードリーダーを使ってマイナンバーカードを読み込み、画面の指示に従って手続きを行います。
  3. セブン銀行ATM: セブン銀行ATMで、マイナンバーカードと暗証番号を入力することで、紐付けを行うことができます。(一部ATMでは対応していない場合があります)
  4. 市区町村の窓口: お住まいの市区町村の窓口で、職員のサポートを受けながら手続きを行うことができます。マイナンバーカードと暗証番号を持参してください。

注意点

  • マイナ保険証の利用には、事前に利用登録が必要です。
  • すべての医療機関でマイナ保険証が利用できるわけではありません。受診前に、医療機関がマイナ保険証に対応しているか確認することをおすすめします。
  • マイナンバーカードを紛失した場合は、速やかに利用停止の手続きを行ってください。

マイナ保険証への切り替えは、より便利で効率的な医療サービスを受けるための第一歩です。この記事を参考に、ぜひマイナ保険証の利用を検討してみてください。