公道かどうかを確認するには？

道路の区分を調べる

道路は、所有者によって公道と私道に分類されます。

公道

• 国や地方自治体などの公共団体が所有する道路
• 一般に無料で通行でき、維持管理も行われる

私道

• 個人や法人が所有する道路
• 土地の所有者が通行料や維持管理費用を負担する

道路の区分を確認することは、通行権や責任の所在を明確にするために重要です。

確認方法

道路の区分を確認するには、主に以下の方法があります。

市町村役所に問い合わせる

• 道路管理課または建築審査課に問い合わせる
• 住所や地番を伝えれば、担当者が回答します
• 窓口が異なる自治体もあるので、事前に確認を

道路標識を確認する

• 道路標識に「公道」などの表示がある場合は、公道です

道路台帳を閲覧する

• 地方自治体の土地台帳で道路の区分が記載されている場合があります（閲覧には手数料が必要な場合あり）

資料を調査する

• 古い地図や土地の権利書、登記簿謄本などから確認できます

判断基準

道路の区分を判断する基準には、以下のようなものがあります。

• 所有権
• 通行人の有無
• 維持管理の有無
• 道路の用途

私道でありながら一部の区間が公道として利用されているという場合もあります。そのため、正確な区分を確認するには、市町村役所に問い合わせることが確実です。

道路の区分を明確にすることで、通行権、維持管理責任、交通事故時の法的責任などの問題を回避できます。道路の利用や管理に際しては、正しい情報に基づいて適切な行動をとりましょう。

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