E-Taxの識別番号はどこで確認できますか？

e-Taxの利用者識別番号、どこで確認できる？ 意外と忘れがちな番号の確認方法を徹底解説！

確定申告シーズンになると必ず話題になるe-Tax。便利でペーパーレスな確定申告を実現してくれるe-Taxですが、利用にあたって必要な「利用者識別番号」をうっかり忘れてしまう、という方も少なくないのではないでしょうか。マイナンバーカードの普及に伴い、以前ほど必要とされなくなった利用者識別番号ですが、いざという時に慌てないためにも、確認方法をしっかり把握しておきましょう。

利用者識別番号とは？なぜ必要？

利用者識別番号とは、e-Taxを利用する個人や法人を識別するために税務署が発行する16桁の番号です。マイナンバーカードを利用した電子証明書による認証が普及するまでは、e-Taxを利用する際に必須のIDのようなものでした。現在では、マイナンバーカードを使ってe-Taxを利用する方が増えていますが、例えば税理士に確定申告を依頼する際に、税理士が代理でe-Taxを利用する場合など、利用者識別番号が必要となるケースも依然として存在します。

利用者識別番号の確認方法：あなたの状況に合わせて選べる３つの方法

利用者識別番号を確認する方法は、いくつか存在します。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

1. e-Taxソフト（WEB版）にログインして確認

   これが最も一般的な確認方法です。

   • マイナンバーカードを使ってe-Taxソフト（WEB版）にログインします。
   • ログイン後、マイページの「基本情報」または「登録情報」の項目を探します。
   • その中に「利用者識別番号」が表示されています。

   e-Taxソフト（WEB版）の画面構成は変更される可能性があるため、上記はあくまで一般的な手順です。もし見当たらない場合は、画面内のヘルプ機能やFAQを参照してみてください。

2. 税務署からの通知書や書類を確認

   e-Taxの利用開始手続きを行った際に税務署から送付された「利用者識別番号等の通知」という書類に記載されています。また、過去の確定申告書（控え）にも記載されている場合があります。書類の整理整頓を心がけて、探してみましょう。

3. 税務署に問い合わせる

   上記のいずれの方法でも確認できない場合は、管轄の税務署に直接問い合わせることも可能です。本人確認のため、身分証明書（運転免許証、マイナンバーカードなど）が必要になる場合があります。電話での問い合わせも可能ですが、個人情報保護の観点から、窓口での確認が推奨されます。

確認時の注意点

• 利用者識別番号は、個人情報の中でも特に重要な情報です。第三者に知られないように厳重に管理しましょう。
• 確認した利用者識別番号は、忘れずに控えておきましょう。メモ帳に書き留めておく、パスワード管理ソフトに登録するなど、自分に合った方法で保管してください。
• 利用者識別番号を紛失した場合でも、再発行は可能です。管轄の税務署に問い合わせて、再発行の手続きを行ってください。

マイナンバーカードとの連携で、よりスムーズなe-Tax利用を！

利用者識別番号の確認方法について解説してきましたが、マイナンバーカードを利用することで、よりスムーズにe-Taxを利用できます。マイナンバーカードを利用した電子証明書による認証は、利用者識別番号を入力する手間を省き、セキュリティも向上します。まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

確定申告は国民の義務です。利用者識別番号をしっかりと確認し、スムーズなe-Tax利用で、期限内に確定申告を完了させましょう！