結婚式をしないのでご祝儀をもらったのですが、どうしたらいいですか?

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結婚式を挙げない場合でも、ご祝儀をいただいた方には感謝の気持ちを込めて「結婚内祝い」を贈りましょう。いただいた金額の1/3~1/2程度の品物を選び、お礼状を添えて贈るのが一般的です。事前に感謝の電話やメールをするのも良いでしょう。

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結婚式なしでご祝儀を頂いたら?心を込めたお返しで感謝を伝えよう

結婚の報告は嬉しいものですが、事情があって結婚式を挙げないという選択をするカップルも増えています。そんな状況で、親しい友人や親戚から「お祝い」としてご祝儀を頂いた場合、どうすれば良いのでしょうか? 形式ばった結婚式は行わないけれど、お祝いしてくれた気持ちにはきちんと応えたい。そんな時のための、スマートな対応方法を解説します。

1. まずは感謝の気持ちを伝える

ご祝儀を受け取ったら、まず何よりも大切なのは、感謝の気持ちを伝えることです。直接会って伝えるのが一番ですが、難しい場合は電話や手紙、メールなど、相手に合わせた方法で感謝の気持ちを伝えましょう。「結婚の報告が遅れてごめんなさい」「お祝いしてくれて本当にありがとう」といった言葉を添えて、心からの感謝を伝えます。

2. 結婚内祝いを贈る

ご祝儀を頂いた場合は、結婚内祝いを贈るのが一般的です。いただいた金額の1/3~1/2程度を目安に、相手に喜んでもらえる品物を選びましょう。

  • 品物の選び方:

    • 相手の好みを考慮する: 親しい友人なら、好みを把握しているはずです。好きなブランドの品物や、趣味に合わせたものを選ぶと喜ばれます。
    • 実用的なものを選ぶ: 誰でも使えるタオルや石鹸、洗剤などの消耗品は喜ばれます。ただし、相手のライフスタイルに合わないものは避けましょう(例えば、一人暮らしの男性にペアの食器セットなど)。
    • カタログギフト: 相手に自由に品物を選んでもらうことができるため、好みが分からない場合に便利です。
    • 食品: 美味しいお菓子や調味料などは、手軽に贈れるギフトとして人気です。ただし、アレルギーの有無を確認しておきましょう。
  • 贈る時期: 結婚報告から1ヶ月以内を目安に贈りましょう。遅れてしまう場合は、事前に連絡を入れておくのがマナーです。

3. お礼状を添える

内祝いには、必ずお礼状を添えましょう。手書きで丁寧に書くのが理想的ですが、メッセージカードでも構いません。お祝いしてくれたことへの感謝の気持ち、二人の近況、今後の抱負などを書き添えると、より気持ちが伝わります。例文としては、

「この度は、ご結婚のお祝いをいただき、誠にありがとうございます。
結婚式は挙げませんでしたが、〇〇さん(相手の名前)からの温かいお気持ち、本当に嬉しく思っております。
ささやかではございますが、感謝の気持ちとして、心ばかりの品をお贈りいたします。
これからも二人で力を合わせて、幸せな家庭を築いていきたいと思います。
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。」

4. その他の配慮

  • ご祝儀を辞退する場合: 結婚式を挙げないことを事前に伝えており、ご祝儀を辞退したい場合は、その旨を明確に伝えましょう。「お気持ちだけで十分嬉しいので、お気遣いなく」といった言葉で、丁寧に断るのがマナーです。それでもご祝儀を頂いた場合は、上記と同様に、感謝の気持ちを伝え、内祝いを贈るのが良いでしょう。
  • 親族への対応: 親族からのご祝儀は、金額が大きい場合もあります。両親や親戚と相談し、適切な対応を心がけましょう。
  • SNSでの報告: 結婚報告をSNSで行う場合、ご祝儀を頂いた方には個別に連絡を入れるのがマナーです。SNSの投稿だけで済ませてしまうと、失礼にあたる場合があります。

結婚式を挙げない場合でも、お祝いしてくれた方への感謝の気持ちは、しっかりと伝えたいものです。心を込めたお返しで、今後の良好な関係を築いていきましょう。