補助標識の始まりと終わりは？

補助標識の始まりと終わり

補助標識は、規制標識の補足情報を提供する標識です。規制の範囲や対象を明確にする役割を担っており、その始まりと終わりは矢印の向きによって示されます。

始まり

規制の始まりを示す補助標識は、走行方向に向かう矢印「→」で表されます。この矢印は、規制がその矢印の方向から始まることを意味します。

終わり

規制の終わりを示す補助標識は、走行方向と逆向きの矢印「←」で表されます。この矢印は、規制がその矢印の方向で終わることを意味します。

例

• 停止線あり（走行方向に向かう矢印）: この補助標識は、進行方向の矢印が示す方向に停止線を設置することを意味します。
• 駐車禁止（走行方向と逆向きの矢印）: この補助標識は、矢印が示す方向に駐車が禁止されていることを意味します。

矢印の向きと規制の範囲

矢印の向きは、規制が適用される範囲を明確にする役割もあります。

• 1本矢印: 規制は、矢印の方向にのみ適用されます。
• 2本矢印: 規制は、矢印が示す方向の両側に適用されます。

注意すべき点

補助標識は、常に規制標識と併用されます。補助標識単独では意味を持たず、規制標識に従う必要があります。また、補助標識は規制標識よりも小型で、その下に設置されます。

補助標識の始まりと終わりを理解することで、道路交通規制を正しく把握し、安全かつ円滑に運転することができます。