記名PASMOを2枚持っているとどうなる？

記名PASMOを複数所持することの注意点

記名PASMOを2枚以上所持することは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。特に注意すべきことは以下の通りです。

再発行手続きの遅延

記名PASMOを紛失した際、再発行手続きを行う必要があります。このとき、複数のカードを所持していると、どのカードの再発行を行うのか特定するのに手間がかかり、手続きが遅延する場合があります。再発行には通常数日かかるため、カードが手元に届くまで不便を強いられる可能性があります。

残高の混乱

複数の記名PASMOを所持していると、それぞれに別の残高が設定される可能性があります。複数のカードで運賃を支払っていると、どのカードにいくら残高があるのか把握することが困難になります。これにより、残高不足による乗車拒否などのトラブルにつながるおそれがあります。

不正利用の懸念

複数の記名PASMOを所持していると、盗難や紛失の際に不正利用されるリスクが高まります。悪意のある人物が複数のカードを手に入れた場合、残高をすべて使い切ったり、不正乗車を行ったりする可能性があります。

規約違反の可能性

一部の事業者では、記名PASMOを複数枚所持することを禁止している場合があります。これは、不正利用や混乱を防ぐためです。規約に違反した場合は、カードの停止や罰則を受ける可能性があります。

1枚に絞るべき理由

上記の理由から、記名PASMOは複数枚持たずに1枚に絞ることを強くお勧めします。紛失時の再発行手続きがスムーズに進み、残高管理も容易になります。また、不正利用のリスクを軽減し、規約に準拠することができます。

記名PASMOの複数所持による不便やリスクを防ぐために、以下の対策を講じましょう。

• 1枚の記名PASMOに絞る
• カードを安全な場所に保管する
• 紛失時にはすぐに紛失届を提出する
• 事業者の規約をよく確認する

これにより、記名PASMOを安全かつ便利に使用できます。