風邪 何日目 しんどい？

風邪、何日目が一番しんどい？症状と経過を詳しく解説

風邪をひいてしまった時、一体いつが一番辛いのだろう？「今日はまだマシかな」と思っても、翌日には悪化していたり、逆にピークを過ぎたと思ってもなかなか治らない咳に悩まされたり…。風邪の症状は、発症してから日を追うごとに変化していきます。今回は、風邪の経過を詳しく解説し、それぞれの段階でどんな症状が出やすいのか、そしてどのように過ごせば楽になるのかをまとめました。

風邪の症状、日ごとの変化

風邪の症状は、発症してから大体1週間から10日程度で治癒するとされています。しかし、個人差が大きく、中には数週間症状が続く場合もあります。

1日目：倦怠感、喉の痛み、微熱

風邪の初期症状は、まるで体の怠さのような「倦怠感」から始まることが多いです。喉の痛みや軽い咳も出てきます。微熱を感じる場合もありますが、まだ本格的な発熱には至らないことが多いでしょう。この段階では、ゆっくり休んで、水分をしっかりとるように心がけましょう。

2～3日目：鼻水、鼻詰まり、発熱

風邪の症状は本格化し、鼻水や鼻詰まりが加わります。同時に、本格的な発熱も始まり、頭痛や筋肉痛などの症状も強まってくる人もいます。この頃が風邪のピークと言えるでしょう。

3～4日目：症状のピーク、咳、痰

風邪の症状はピークに達し、鼻水、鼻詰まり、発熱、咳、痰など、様々な症状が同時に現れます。特に、咳は夜間にひどくなることが多く、睡眠を妨げてしまうこともあります。この段階では、しっかりと休息を取り、薬を服用するなどして症状を緩和させることが大切です。

5～7日目：症状の改善、咳、痰の残存

風邪の症状は徐々に落ち着き始め、発熱や鼻水、鼻詰まりなどの症状は改善されていきます。しかし、咳や痰は、まだ完全に治まらない場合が多く、数週間続くこともあります。

7～10日目：回復、咳、痰の残存

ほとんどの症状が改善し、日常生活に支障がない程度に回復します。しかし、咳や痰は、まだ少し残っている場合があります。この段階では、無理せず、ゆっくりと体力回復に努めましょう。

症状が長引く場合、受診を検討しましょう

風邪は、多くの場合、自然治癒しますが、症状が長引いたり、悪化したりする場合には、医療機関を受診することをおすすめします。特に、以下のような症状がある場合は、早めに受診しましょう。

• 高熱が続く
• 咳や痰がひどい
• 呼吸が苦しい
• 意識がもうろうとする
• 首が硬い
• 吐き気や嘔吐がある

風邪をひかないための予防

風邪は、ウイルスによって引き起こされる感染症です。予防には、以下の点を心がけましょう。

• 手洗い、うがいをこまめに行う
• 人混みを避ける
• 睡眠をしっかりとる
• 栄養バランスのとれた食事を心がける
• ストレスをためない

風邪をひいてしまった時は、焦らず、しっかりと休んで、体の回復に専念しましょう。症状が長引く場合は、無理せず医療機関を受診してください。