「おり」は敬語ですか?

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「おり」は謙譲語であり、相手への敬意を示す言葉ではないため、尊敬語が必要な場面では適切ではありません。代わりに尊敬語の「いらっしゃい」を使うのが良いでしょう。また、身内のことを目上の人に話す際に「お父さん」「お母さん」などの表現を使うのは避け、「父」「母」と謙譲語を使うのが適切です。

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「おり」は敬語ではない

日本語における「おり」は、謙譲語であり、敬語ではありません。謙譲語とは、自分や身内に対して使うべき言語表現で、相手への敬意を表す言葉ではありません。そのため、尊敬語が必要な場面では「おり」の使用は適切ではありません。

尊敬語の「いらっしゃい」を使用する

尊敬語とは、相手に対して敬意を表す言葉です。人がいる場所や方向を尋ねる場合に、相手が動いていることを表す「いらっしゃい」を使用します。たとえば、次のような場面で「いらっしゃい」を使います。

  • 「お伺いいたしますが、山田さんはいらっしゃいますか」
  • 「部長はもうお帰りになりましたか」

身内の話をする際の謙譲語「父」「母」

身内のことを目上の人に話す際にも謙譲語を使用します。たとえば、「お父さん」「お母さん」と言わずに、「父」「母」と言うようにします。これによって、自分の身内に対する謙遜さを表現することができます。

敬語と謙譲語の使い分け

敬語と謙譲語は、立場や状況に応じて正しく使い分けることが大切です。敬語は相手に対する敬意を表し、謙譲語は自分や身内に対する謙遜さを表現します。適切な敬語や謙譲語を選択することで、相手との円滑なコミュニケーションを図ることができます。

まとめ

「おり」は謙譲語であり、相手への敬意を表す言葉ではありません。尊敬語が必要な場面では、尊敬語の「いらっしゃい」を使用します。また、身内のことを目上の人に話す際に「お父さん」「お母さん」などの表現を使うのは避け、「父」「母」と謙譲語を使うのが適切です。