ヘアカラー後12時間でシャンプーしても大丈夫ですか？

ヘアカラー後12時間でシャンプー…大丈夫？理想のケアで色持ちUP！

せっかく綺麗に染めた髪色、少しでも長く楽しみたいですよね。でも、カラーリング後、いつシャンプーしていいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？特に夏場など、汗をかいたり頭皮がベタついたりすると、すぐにでも洗いたくなりますよね。この記事では、ヘアカラー後12時間でシャンプーしてもいいのか、理想的なケア方法と合わせて詳しく解説します。

結論から言うと、ヘアカラー後12時間でのシャンプーは、あまりおすすめできません。理想的には、最低でも24時間、できれば48時間はシャンプーを控えるのがベストです。

ヘアカラーの仕組みを簡単に説明すると、髪の表面にあるキューティクルを開き、そこに染料を浸透させて色を定着させます。カラーリング直後は、このキューティクルがまだ完全に閉じきっておらず、染料が髪に定着しきっていない状態です。そのため、12時間後にシャンプーしてしまうと、せっかく入れた染料が流れ出てしまい、色落ちや色むらの原因になる可能性があります。

特に、ブリーチを伴うハイトーンカラーや鮮やかなカラーの場合は、色落ちのリスクがさらに高まります。これらのカラーは、髪への負担が大きいため、キューティクルがよりダメージを受けやすい状態になっています。そのため、24時間以上、場合によっては72時間程度シャンプーを控えることをおすすめします。

では、どうしても12時間後に洗いたい場合はどうすれば良いのでしょうか？その場合は、以下の点に注意しましょう。

• ぬるま湯で優しく洗う: 熱すぎるお湯はキューティクルを開いてしまい、色落ちを促進させてしまいます。38度程度のぬるま湯で優しく洗いましょう。
• カラーケア用のシャンプー・トリートメントを使用する: カラーケア用の製品は、髪のpHバランスを整え、色素の流出を防ぐ効果があります。
• ゴシゴシこすらない: 頭皮をマッサージするように優しく洗い、髪をこすらないように注意しましょう。
• すすぎをしっかり行う: シャンプーやトリートメントが残っていると、頭皮トラブルや色むらの原因になることがあります。丁寧にすすぎましょう。
• ドライヤーでしっかりと乾かす:濡れた状態の髪はデリケートなので、自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。ただし、熱によるダメージを防ぐため、ドライヤーは髪から15cm以上離し、温風と冷風を交互に使うのがおすすめです。

これらの点に注意すれば、12時間後のシャンプーでも色落ちのリスクを最小限に抑えることができます。しかし、やはり理想は24時間以上、できれば48時間空けることです。

美しい髪色を長く楽しむためには、カラー後のケアが重要です。少し我慢が必要ですが、適切なケアを行うことで、色持ちが格段に良くなります。焦らず、丁寧にケアすることで、理想のヘアカラーを長くキープしましょう。

さらに、普段のヘアケアにも気を配ることで、より色持ちを良くすることができます。例えば、紫外線は髪の色素を分解するため、日頃から帽子や日傘などで髪を紫外線から守ることが大切です。また、ヘアアイロンやコテなどの熱器具の使用も控えめにし、使用する際は必ずヘアオイルなどで髪を保護しましょう。

これらのポイントを意識して、染めたての美しい髪色を長く楽しんでくださいね！