BMIの海外基準は？

BMIの海外基準

BMI（ボディマス指数）は、身長と体重に基づいて体格を評価する指標です。海外でも、日本と同じくBMIが使用されており、その基準もほぼ同様です。

世界保健機関（WHO）の基準

WHOが定めたBMIの基準は以下の通りです。

• BMI 18.5未満：低体重
• BMI 18.5～24.9：標準体重
• BMI 25.0～29.9：過体重
• BMI 30.0～34.9：1度肥満
• BMI 35.0～39.9：2度肥満
• BMI 40.0以上：3度肥満

日本におけるBMIの基準

日本の厚生労働省が定めたBMIの基準は、WHOの基準とわずかに異なります。

• BMI 18.5未満：低体重
• BMI 18.5～25.0：標準体重
• BMI 25.0～30.0：過体重
• BMI 30.0以上：肥満

BMIの制限

BMIは体脂肪率の目安として用いられますが、以下のような制限があります。

• 筋肉量の多い人は、BMIが高い傾向にあります。
• 体脂肪の分布を考慮していません。
• 妊娠中や授乳中の女性には適用されません。

BMIと健康リスク

BMIが高くなると、以下の健康リスクが高まります。

• 心臓病
• 脳卒中
• 2型糖尿病
• がん（一部の種類）
• 睡眠時無呼吸症候群

BMIの利用方法

BMIは、健康的な体重管理のための目安として利用できます。ただし、BMIのみで健康状態を判断することはできません。体脂肪率、ウエスト周囲長、生活習慣などの情報を総合的に考慮することが重要です。