帝王切開の傷跡はいつからシャワーを浴びられますか？

帝王切開後のシャワー：いつから？傷跡のケアはどうする？

帝王切開は、お腹と子宮を切開して赤ちゃんを取り出す外科手術です。手術後は、傷口のケアを適切に行い、感染症などを防ぐことが大切です。

多くの場合、帝王切開の傷口は翌日にはシャワーを浴びても大丈夫な状態になっています。ただし、傷口をゴシゴシこすったり、熱いお湯を直接かけたりするのは避けましょう。傷口に負担をかけずに、優しく洗うようにしてください。

シャワーを浴びる際の注意点

• シャワーヘッドを直接傷口に当てない: 水圧で傷口が開いてしまう可能性があります。
• 石鹸は低刺激性のものを使用する: 香料や着色料の強いものは、傷口を刺激する可能性があります。
• シャワー後は清潔なタオルで優しく水気を拭き取る: ゴシゴシこすらず、ポンポンと押さえるように拭きましょう。
• 傷口が完全に乾いてから、下着や服を着る: 湿った状態が続くと、細菌が繁殖しやすくなります。

入浴はいつから？

シャワーとは異なり、入浴は傷口が完全に塞がってからになります。一般的には、抜糸後、医師の許可が出てから1週間程度は控えるように言われます。入浴の際は、傷口に湯船の水が長時間触れないように注意しましょう。

傷跡のケアについて

傷跡をきれいに治すためには、医師の指示に従って適切なケアを行うことが大切です。具体的には、以下の点に注意しましょう。

• 清潔を保つ: 傷口は常に清潔に保ち、汚れや汗はこまめに拭き取りましょう。
• 保湿: 傷口が乾燥すると、かゆみや赤みが出やすくなります。医師の指示に従って、保湿剤を塗布しましょう。
• 紫外線対策: 紫外線を浴びると、傷跡が色素沈着を起こしやすくなります。外出時は、衣類やテープなどで傷口を保護しましょう。
• 自己判断で薬を塗らない: 市販薬の中には、傷口に刺激を与えるものもあります。医師の指示に従って、薬を使用しましょう。

いつまで病院に通う必要がある？

帝王切開後の通院回数や期間は、傷の治り具合や母体の体調によって個人差があります。一般的には、抜糸までは1週間ごとに、その後は2週間ごと、1ヶ月ごとといったペースで通院し、経過観察を行います。

不安や疑問があれば医師に相談を

帝王切開後の傷跡のケアやシャワー、入浴については、不安や疑問を持つ方も多いでしょう。自己判断せずに、必ず医師や助産師に相談し、指示を仰ぐようにしてください。