悪露はまた赤くなるものなのですか?

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悪露の色は、出血後数日間は鮮やかな赤ですが、徐々に褐色から黄色に変化していくのが一般的です。鮮やかな赤色が持続したり、量が多い場合は、医師の診察を受けることを検討してください。

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出産後の悪露の色と変化

出産後は、悪露と呼ばれる産道を介した出血が数週間続きます。この出血の色は、分娩直後から徐々に変化していきます。

最初の数日間:鮮やかな赤

分娩直後は、悪露は通常、鮮やかな赤色です。これは、子宮内膜が剥がれ落ちることで血管が露出するためです。この期間の出血量は最も多く、生理時の出血より多い場合があります。

2~3日後:褐色

数日経つと、悪露の血の量が減り、色は褐色に変わります。これは、赤血球が分解され、ヘモグロビンがメトヘモグロビンに変化するためです。

1~2週間後:黄色

さらに経つと、悪露の色は黄色に変化します。これは、白血球が子宮を浄化し、産後の感染を防ぐために放出されるからです。

臭いや塊

悪露には通常、独特の臭いがあります。ただし、悪臭を放ったり、塊が大量に出たりする場合は、感染の兆候である可能性があります。

心配な症状

次の場合は、医師の診察を受けることが重要です。

  • 出血が12時間以上鮮やかな赤色のまま続く
  • 出血量が生理時の出血よりも多くなる
  • 悪臭がする
  • 大量の塊が出る
  • 発熱や悪寒を伴う
  • 腹痛や腰痛がある

悪露の色が赤くなった時の対処法

悪露が赤くなっているが、量が多くない場合は、以下の方法で対処できます。

  • 十分な休息を取る
  • 産褥パットを使用する
  • 頻繁にパットを交換する
  • 温かいお風呂に入る

悪露の色が赤くなった後、さらに鮮やかな赤色になったり、出血量が増えたりした場合は、医師に相談することが不可欠です。