新生児は親と一緒にお風呂に入るとどうなりますか？

新生児と親のお風呂での時間

新生児は小さな命であるため、健康面を最優先に考える必要があります。そのため、生後間もない赤ちゃんとの入浴には注意が必要です。大人は常在菌を多く持っているため、免疫力の弱い新生児と一緒に大人と同じお風呂に入ると、感染症のリスクが高まってしまいます。

では、いつから新生児と一緒に大人と同じお風呂に入れるのでしょうか？目安としては、生後1か月頃です。1か月を過ぎると、赤ちゃんの免疫力が少し強くなり、お風呂での感染症のリスクが低くなります。ただし、これはあくまでも目安であり、赤ちゃんの体調や成長に合わせて検討することが大切です。

新生児と一緒にお風呂に入るときは、次のことに注意しましょう。

• お風呂の温度: お湯の温度は38～40度くらいで、赤ちゃんの体温に近い温度にします。
• 入浴時間: 5～10分程度に留めます。
• 清潔な状態: お風呂に入る前に、親はよく手を洗い、体を清潔にしておきます。
• 沐浴からの移行: 最初は沐浴を続け、徐々に大人の入浴へと移行させていきます。
• ゆっくりと慣れさせる: 最初は赤ちゃんの足だけお湯に入れてみるなど、ゆっくりとお風呂に慣れさせていきます。
• 赤ちゃんの様子を見る: 赤ちゃんがぐずったり、不快そうな様子を見せたら、すぐに湯船から出します。

新生児と一緒にお風呂に入ると、親子の絆を深めることができます。しかし、同時に赤ちゃんの健康を守ることも重要です。感染症などのリスクを避けるため、生後1か月を目安に、赤ちゃんの体調や成長に合わせて、ゆっくりとお風呂に慣れさせていきましょう。